2311.2013年9月10日(火) ススム・アイザワ大酋長の父の実家ご当主を訪問

 先日トラック島のアイザワ大酋長のより身近な情報を得たいとアプローチしていたが、漸く大酋長の父親の実家・相澤本家のご当主である相澤重男氏にお会いできることになった。海に近い藤沢市辻堂に住んでおられる相澤さんにJR辻堂駅まで車で出迎えてもらい相澤邸にお邪魔した。文化文政時代以来土地の名士として約200年に亘りこの地で名跡を継いできたと仰るだけに大邸宅である。広い芝生の敷地と建坪80坪の広い邸宅でお話をお伺いした。ここで大酋長は中学校時代を過ごし、その後も大勢のトラック島の親戚が入れ替わり立ち代り生活した。大酋長の甥であるジョン・フリッツ・ミクロネシア駐日大使もここから東海大学へ通い10年間を過ごしたそうである。

 湘南海岸はライフセービングの発祥の地とも言われるそうだが、その日本ライフセービング協会神奈川県支部会長として長年に亘り、海との関わりを続けて海外との交流も続けて来られた。奥さんもかなり相澤さんのお仕事に協力されているようにお見掛けした。驚いたのは、奥さんの父上が早稲田大のラグビー部の監督をやっておられたと伺って、全体の話の中で、野球とラグビーにからまる話が多いと感じている。これも縁であろうか。今日見せていただいたり、コピーをいただいた資料は、事実を裏付けるのに大分参考になるものだった。

 特に、藤沢市役所発行の戸籍謄本に相澤父子名が記載されているのは驚きだった。市からは死亡したなら除籍の手続きを執るよう求められているという話だったが、そのままになっているという。そうすると相澤父子は国連信託統治領下のトラックで市民権を取得したので、父子は二重国籍取得者になるのではないかと思う。実際にこういう珍しいケースは初めて知った。その他にも家族関係についてもより明確な情報を得られた。

 相澤重男さんもススム大酋長にまつわる真偽混ざった不可解な噂については、何となく納得されているようだった。しかし、まだまだ解明されていない点が多く残されている。幸い相澤さんが大分好意的に資料を提示してくれるので助かる。これまで以上に事実関係をはっきりさせて、より明快な内容にしたいと考えている。

 さて、先日来シリア内戦でアメリカが軍事介入を行うかどうかが、世界中の注目を集めている。アメリカはオバマ大統領の介入決断を上院で議論中であるが、今日になって事態が動いたので議論は一時ストップすることになった。。それは、ロシアがシリアに対して化学兵器を国際管理下に置くよう提案したことである。これに対してオバマ大統領がそれが実現されるなら攻撃回避は可能であると述べて、軍事介入中止の可能性が見えてきた。オバマ大統領も上げた拳を下ろせる場ができるかも知れない。フランスも、イギリスもこのロシアの提案を前向きに受け止めている。日本政府もロシアの提案を評価している。ロシアの提案をアメリカが認めるのも珍しいが、何はともあれ、戦争が回避されるなら喜ばしいことである。

 今日もオリンピック効果が続き、東京証券市場は日経平均株価が昨日より218円上昇した。上半期末を間近に控えて、いつまでこの株価上昇景気は続くのだろうか。

2013年9月10日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com