5844.2023年8月22日(火) 心電図受診と音楽会鑑賞で慌ただしい1日

 今日の天候は急に激しい雨が降り出したと思ったら、直ぐ晴れ間が出たり、するとまた突然降雨があったり慌ただしい1日だったが、私自身の行動も少々慌ただしかった。

 1日に慶応病院予防医療センターの人間ドックで見つかった心臓の不整脈について、先々週同病院循環器内科でご相談して、今日心エコー検査とホルター心電図を受診することになった。9時前に病院へ着いて、2つの検査を実施してもらった。いずれも初めての受診ではあったが、スムーズに終えることが出来た。ただ、胸の上部と下部に湿布のようなものを貼り、ホルターという器具を胸部に巻いて明日取り外すまでの間24時間に亘って入浴はもちろん、強打をしないよう注意することを仰せつかった。明日も朝早くに再び病院へ行って今日身体に付けたものを取り外してもらうことになっている。

 それでも予想していたより早く今日の治療は終わった。

 実は、慌ただしかったのは以下の事情による。今日は以前から妻と世田谷区民会館内のせせらぎホールの音楽会鑑賞に出かける予定でいた。それが、上記のように心電図の検査などと重なってしまったために、場合によっては鑑賞に間に合わないかも知れないと妻にも言い、鑑賞出来るかどうかは半々だった。幸い病院の治療が大分早く終わったので、妻とはせせらぎホールで待ち合わせて音楽会を鑑賞することが出来た。

 今日の音楽会は、それほど知名度はないが、カルテット4人が揃って音大卒の実力者である。テノールとバリトンの歌手の他に、ピアニストとバイオリニストがカルテットを組み、2人が唄い、他の2人が楽器を演奏するという珍しい「歌声カルテット」というグループである。音楽会は「昭和歌謡コンサート」と銘打っていて、彼らのスケジュールを見ると10月までほとんど連日関東、東海地方で演奏会を行っている。知名度こそそれほどなくても、実力があり、昭和の懐かしい名曲を唄っていることに郷愁を感じる人が多いのだろう。和洋の名曲を披露してくれるので、聴衆は熱心に耳を傾けていた。聴衆はほとんど中高年者、しかも女性が多かったが、身障者の姿も何人か見られた。進行もスムーズで手拍子を打ったりしながらあっという間の2時間だった。期待していた岡晴夫の♪憧れのハワイ航路♪は、冒頭に唄われたが、大好きな藤山一郎の歌曲は残念ながら1曲も歌われなかった。昭和とは謳っていたが、すべて戦後のヒット曲ばかりだった。近くの落ち着いた雰囲気の中で、久しぶりに懐かしい名曲をプロの歌手の歌声によって生で聴くことが出来たことは、慌ただしい1日の中ではあったが、心休まるひとときだった。今日は何日ぶりかで万歩計は1万歩を超えた。

 ところで、今日の天候は夜半にかけて大気の状態が不安定となり、雨雲や雷雲が流れ込んでくるため、天気が急変する恐れがあるという。今日日中のゲリラ豪雨にはびっくりしたが、明日の天候も雨模様のようで、安心出来そうもない。

2023年8月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com