5724.2023年4月23日(日) 統一地方選後半戦の投票日

 今日は世田谷区長選と区議選の投票日である。投票所はいつも通り息子たちの母校・区立東深沢小だ。今朝はやや肌寒かったので厚着をして出かけた。投票所から少々大回りをしてウォーキングを兼ねて自宅まで戻ってきた。意外だったのは、案外多くの人が投票所におられ、投票用紙をもらうまで少々並んで待ったくらいである。大学生の時選挙権を得てから、投票を1度も棄権したことはないが、今日も一応の責任を果たした。結果は今日中に判明するかどうかは分からない。選挙結果を知るのが楽しみでもある。

 国際的に注目されているスーダンの内戦が激しくなり、外国人の国外退避がスムーズに実行出来ない難しさがあるが、その避難を難しくしているのは、航空機が飛び立つハルツーム空港が使用出来ないからである。国外脱出をしないと述べていたアメリカが、アメリカ人70人を脱出させたようだが、それはアメリカ大使館脇からアメリカ軍のヘリコプターとV22オスプレイで空輸したようだ。現地に自衛隊が駐在していない日本は、ジブチへ迎えの自衛隊機を飛ばして待機態勢に入った。しかし、スーダンの首都ハルツームから約1,200㎞も離れたジブチへどうやって安全に避難民を運ぶことが出来るかが問われていたが、ハルツームからポートスーダンまで670㎞を陸路で移動してそこからジブチまで船舶利用するような話が出ている。多少期待出来るのは、内戦の当事者である国軍と対立する準軍事組織「即応支援部隊」(RSF)の間で21日から3日間の停戦協定を結んだことだ。だが、舌の根も乾かぬ間に砲撃が聞こえて、どこまで安全に避難する人たちを移動させることが出来るだろうか。一部の声では、個別に国軍とRSFから停戦の保証をしてもらい、その間に脱出することだという。日本人60人の運命はどうなることやらまだ不透明である。

 アフリカでは、このスーダンの内戦が今や危険信号となったが、各国ともロシアのウクライナ侵攻以来ロシア産原油が入手出来なくなり、エネルギー危機をもたらすことになり、石油価格が高騰した。世界的エネルギー不足はスーダンの危険なケースとは異なるが、ウクライナ侵攻によりアフリカ西岸のセネガルで海洋油田の掘削が期待され、セネガル沖合に大きなプラントが建設され、新たなエネルギー資源の開発が急がれている。ただ、得るものがあれば失うものもあり、セネガル沿岸の漁業従事者にとっては、プラント周辺への立ち入りが禁止され、漁獲量が大幅に減り生活が厳しくなったことは致命的である。日本政府もマダガスカル沖合にエネルギー資源開発のための投資を行っているようだが、現地住民を痛みつけることだけは避けてもらいたいものである。

 さて、これまで寡聞にして知らなかったが、今日4月23日は母校・慶応義塾の開校記念日だそうだ。大学へ入学してから64年も経つのに迂闊だった。ただ、日本一番古い大学として起原は、1858(安政元)年ということは、もちろん承知している。開校記念日というのは、1909(明治42)年に決められたそうである。これからも母校が益々発展して社会へ有能な人材を送り出してくれることを期待している。序でに言えば、今日はイギリスの文豪シェークスピアの生まれた日(1564年)でもあり、亡くなった日(1616年)でもある。

2023年4月23日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com