5679.2022年11月30日(水) 健康上の問題点と今後の健康管理

 1か月半ぶりに東京医療センター膠原病内科で、これまでと同じように今日も血液検査によるCRPとHbA1cの数値を参考に、担当医師と率直にお話をした。前者は0.35、後者は5.9と前回よりは若干数値は上がっているが、全般的に落ち着いてきているとの診断だった。現在両手指がやや硬直化した感じで思うように曲げられないのが悩みである。これを医師は高齢者特有の変形性関節症と仰り良くなる可能性は低いと診断されてから、毎日時間があれば指の屈伸を繰り返してリハビリに努めているつもりだが、それほど良くはならない。年齢を考えて日ごろから、健康維持には食事面などで随分気を遣っているつもりだが、年老いて来るとやはり思うようにならない一面がある。先日慶応病院から人間ドック検査で指摘された2つの留意事項の内、脈波が高い(PWV高値)とのコメントについては、やはり先日別のクリニックで検査してもらったレポートを添えて同病院に報告した。医療センターで診察の後、かかりつけの松本整形外科医院へ寄って松本医師に報告した。松本医師には日ごろから随分気を遣っていただき、指の屈伸について事細かに指導していただいた。変形性関節症もそうだが、けんしょう炎の疑いも濃いと仰っておられた。

 結論的には、右の血管は正常値だが、左がやや硬く末梢動脈疾患の疑いがあるということで、動脈硬化の恐れがあるということである。一昨年9月に左下肢静脈瘤手術を済ませて、血管の詰まり具合は治ったものと信じていたが、またぶり返したのだろうか。来年8月に慶応病院で人間ドック受診の際、担当医師とこの点について今後どう対処するかについて相談することになった。この点は先日電話でお話しした時、慶応病院も了解してくれていた。

 やはり年齢を重ねるということは、身体が老化現象を起こすことでもあり、充分な健康管理が欠かせない。特に近年身体の衰えを少なからず実感として感じている。身体がけだるいと感じることは、いつものことであるが、椅子から立ち上がる時に、すっと立てずに椅子の両肘部分を押しながら「よいしょ!」と言って立つ。夜間の排尿も毎晩2回が当たり前になってしまったが、時には3度も起きることがある。身体は段々硬くなり、両足を伸ばして屈伸することがかなりきつくなった。身体が硬直化しつつある証だと思い、少しでも硬直化の進行にブレーキをかけるために極力身体を全身運動で動かすようにしている。幸い近くに駒沢公園があり、ウォーキングするには絶好の環境に恵まれている。単にウォーキングを続けるのではなく、全身運動と両手指のリハビリを交えながら、これからも両手と両足を高く上げ、工夫した歩き方でウォーキングを続けていきたいと思っている。

 ところで、私は一般人であるから、自分の健康には自らが責任をもって管理することが当然で、事実その通り不完全ながらも実行している。ところが、芸能タレントなんかは、仕事で身体を痛めつけられることがある。時には企画の中で無謀を強いられ、自らの意思とは別に危険な目に晒されることがある。最近こんなことがあった。1週間ほど前にお笑いタレントの松本伊代さんが、「オオカミ少年」というTBSバラエティ番組の企画で、落とし穴へ落とされ、腰椎圧迫骨折とやらで3か月の重傷を負ったという。また、かつてフジテレビのアナウンサーだった菊間千乃さんが、避難器具の体験リポートでビル5階から落ち、生死の境を彷徨ってTV界に恐怖感を与えた事件があった。健康体を敢えて危険な目に遭わせてその臨場感をPRするような健康とは的外れの企画である。健康や生命は唯一のものである。謙虚に健康を保ち、危険な目に遭うようなことはしっかりチェックして、避けられるようなことは極力避けるべきであると思う。

2022年11月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com