5327.2022年3月22日(火) 狂人国家ロシアから嫌がらせ

 今日は本当に寒かった。昼頃にはみぞれ交じりの空模様となった。4週間ぶりに東京医療センターで、先月症状を宣告された変形性関節症の検査をしてもらったところ、前回より数値が後退している。担当医師にもう少し良くならないだろうかと尋ねたら、年寄り特有の症状なので、良くなる可能性ほとんどないとすげない回答だった。手の指の硬直化は、特に生活上差し支えることはないが、若干痛みを伴うことと、思い切り手の指を使えないことが不便である。これ以上悪化しないことを願うより仕方がないようだ。

 さて、今日もロシアのウクライナ攻撃はエスカレートするばかりだ。ウクライナから伝えられる悲惨なニュースにはとても黙っていられない。ロシア軍はウクライナ市民が逃げ込んだ施設を攻撃して多数の犠牲者を出している。強気のプーチン大統領は、容赦ない。ロシアに対する制裁、非難決議などに対して非友好国として、ロシアは対抗手段に出て来た。それは日本にとっても例外ではない。

 昨日ロシア外務省は、日本との北方領土問題を含む平和条約交渉について「継続する意思はない」との声明を発表した。いよいよ北方4島を返す気がないことを明言したのだ。今までモスクワからの遠隔地に日本から経済支援を引き出すために、返還の気持ちをちょろっと見せたりしていた。だが、遂に本音を言い出してきた。ロシア政府は旧来より北方4島を日本に返還する意思などまったくなかったのだ。返しても好いと日本側に思わせておいてその実その気はまったくなかったのだ。

 太平洋戦争終戦間もなく日ロ不可侵条約を無視してすでに降伏していた日本領土に強引に土足で乗り込み占拠して自国領土と一方的に宣言した。爾来旧ソ連は日本領の北方4島を国際法無視の不法占拠で、いかに日本が返還を求めても断固拒否してきた。いわゆる火事場泥棒である。こうなっては、日本は今までのお涙頂戴のお願いで4島を返してもらおうではなく、正面から戦後のドサクサに紛れてわが領土を無法に占領したロシアに対して「ロシアはわが国の領土を強奪した」と国際社会に訴え、糾弾して、世界の賛同を取り付ける外交手法に切り替えるべきであると思う。それでもロシアは返還する気持ちは毛頭ないだろうが、あらゆる機会を捉えて日本は世界に訴えるべきであると思う。過去においてロシアが約束を守った例はほとんど皆無だと思うが、コツコツとアピールして、例えいくら時間がかかろうとも、プーチン世代では難しくとも、未来永劫にドロボー国家ロシアが恥の上塗りをして世間に醜態を曝け出す時間はやって来ないわけではないと思う。

 プーチン大統領が核のボタンを握っているため、アメリカをはじめ、どの誰も彼を追い出そうとも、ロシアを戦争でやっつけようともしない。プーチンは分かっていて悪あがきをしているのだ。もうこうなったら1日も早く、ブルータスの登場を待ち望むだけである。

2022年3月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com