5316.2022年3月11日(金) 東日本大震災から11年が経った。

 今日はあの忌まわしい東日本大震災から11年目になる。東日本沿岸の被災地や関係の場所では、地震の起きた午后2時46分に犠牲者への黙祷を捧げていた。あの時書斎でPCを叩いていて突然大きな揺れに驚き外を見ると電線が上下に大きく揺れていたのが見えた。じっとそのまま居座っていたが、揺れが収まってから直ぐテレビを観て地震とともに大きな津波が沿岸に押し寄せて来たことを知った。犠牲者は、行方不明を合わせて2万人を超える。この震災の特徴は、福島原発をも直撃して放射能が漏れ、住民が立ち退きを強いられたことである。今まで住んでいた自宅から避難を余儀なくされ、自宅に戻れず、今以て避難住宅で生活している人々がまだ大勢いることである。

 この時多くの日本人は、改めて原発の恐ろしさ、放射能の怖さを嫌というほど知らされた筈である。その恐ろしい原発を今脅しの道具に使って世界中に睨みを効かせているのが、ロシアのプーチン大統領である。多くの専門家が語っているが、プーチンの真の狙いは国際社会でアメリカに大きく差をつけられているロシアを、もう一度東西対立時代のソ連に戻そうとの夢のような願いと、個人的に独裁権力を一層固めようとの欲があると見られている。

 世界は現時点では剛腕プーチンの言動を恐る恐る監視しているしか打つ手がない。彼はいざとなれば「核」を使用すると言わんばかりに睨みを利かせている。これにアメリカやヨーロッパ諸国も手を出せなくなり、プーチンはその虚につけ込んでロシア軍をウクライナで奔放に荒らしまわらせている始末である。アメリカの上院議員が、ロシアにはブルータスがいないのかと発言して、ロシアの駐米大使が抗議をしていたが、それはともかくこれではプーチンに例えられた泉下のカエザルが気の毒である。

 最近2人の知人から、プーチンの暗殺を期待するメールをもらったが、これほどこの世から消えることを望まれている証しである。これでは、例え平和的に事態が解決してもロシアのトップに君臨するプーチンの居心地は、最悪であろう。そこで、思い出すのは、1953年3月スターリンが亡くなった報を聞いて父親が、スターリンが死んだと嬉しそうにつぶやいたことである。

 さて、今日は春の陽気で東京都内の気温は、18.7℃だった。いつも駒澤公園にウォーキングに出かけているが、今日は妻が一緒に行きたいというので、揃って出かけた。先日来満開だった河津桜は今日も見事な開花ぶりだった。いつもこの傍でラジオ体操をやるが、河津桜の写真を撮りに来る人が絶えない。都内の桜の開花は、来る23日とのことであるが、そうなると一角だけではなく、駒澤公園内の広い地域に桜を眺めることが出来るし、自宅近くの呑川に沿った遊歩道の桜並木が毎年見事な開花ショーを展開してくれるので、それも大きな楽しみである。

2022年3月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com