5399.2022年2月22日(火) 新たな高齢者病発症とロシアの傲岸な決断

 昨年6月以来東京医療センター膠原病内科で「リューマチ性多発筋痛症」による両手指の硬直を診てもらって、これまで検査とそれによる薬の効果で毎月手指の硬直性が消えつつあり、数値も徐々に下がり喜んでいた。ところが、昨年12月辺りから再び指が固くなり医師にもその旨話した。少しでも良くなればと願いつつ毎日指を揉んでいた。しかし、揉んでいるうちに固さはほぐれるが、毎朝起床するころには、再び指が固くなっている。

 今日医師は、数値的にも大分回復(HbA1c=6.4、CRP=0.34)していて、その指が固まるのは、「リューマチ性多発筋痛症」とは別で、これは「変形性関節症」と呼ばれるもので、高齢者特有の症状で処方箋はないと辛い宣告をされた。日中揉んで固さはほぐれても就寝中は揉むこともないので、指は固まるだけだとのご託宣だった。高齢者の1~2割がこの症状を持っているということで、悲しいことに私も高齢者のひとりとして今後この手の指の固さと付き合っていくしかない。年齢こそ後期高齢者にはなったが、これまで高齢による認知症的な自覚症状はあまり感じなかったが。いよいよ正式に肉底面で後期高齢者門へ入門することになってしまった。まだ、さほど認知症の自覚はないが、これからは一層ウォーキングを行って肉体面で鍛えて、メディアを通して各界のニュース、情報をインプットするよう努め、予防医学を信じて、少しでも老年化に逆らいながら健康に生活しようと思っている。

 手始めに今日知能テストを少々試みてみた。タイミングよく朝刊に付録として今年度の「都立高校入試 問題と解答」が添付されていた。国語、社会、数学、理科、英語の5教科だったが、国語教科の「読み方」と「書き取り」だけトライしてみたら、全問正解だった。ほんの一部にしか過ぎないが、この分ならまだ大丈夫だと思う。問題を読んでいて別の視点で気が付いたことがある。「~漢字の読み方を書け」とか、「~漢字を楷書で書け」の表現には驚いた。受験生は中学生である。もうすこし中学生に適した穏当な表現、例えば「~書きなさい」とはならないものだろうか。受験生もこの恐喝的な命には、震えあがってしまうのではないだろうか。やや脱線したが、出題者はその辺りのことも考えて欲しいものである。

 それにしても、あまり心地良くないことだが、指の痛みが私だけの症状ではなく年寄りの一般的な症状だということがはっきりして、がっかりだが、納得はした。

 今日は「猫の日」で、上記のような悠長なことを考えていた時、ロシアの強権プーチン大統領が膠着状態のウクライナ問題に彼らしい強引な一手を打ったことが伝えられた。米ロ首脳会談が数日内にも行われようとしていた矢先に、プーチン大統領は、ウクライナ東部の親ロ派組織が一方的に名乗っていた2つの地域、「ドネツク人民共和国」と「スガンスク人民共和国」を、ミンスク合意を放棄し、ウクライナの主権を無視して国家として一方的に承認する大統領に署名した。もちろんウクライナ政府は強く反発して、これを断固認めないと声明を発表した。アメリカのバイデン大統領は、直ちに2つの独立国と称する地域に経済制裁を課すと表明した。グテーレス国連事務総長も厳しい口調で「ウクライナの領土保全と主権を侵害するものであり、国連憲章の原則に反している」と強い声明を発表した。また、ヨーロッパ各国もこのロシアの行動について非難している。

 いつもロシアを擁護する姿勢を打ち出す中国は、果たしてこのロシアの強引な行動に対していかなる態度を示すだろうか。これから数日間この問題からは目が離せない。

2022年2月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com