5319.2021年12月4日(土) 無観客で五輪開催経費軽減

 今朝からITコンサルタント小糸武彦さんに来宅していただき、いろいろ問題点が出ていたPCを診てもらった。プリンターも故障してしまった。それほど頻繁ではなくても今まで使っていたアプリが画面から姿を消してしまったり、あまり使わないアプリの使い方を忘れてしまったり、年齢のせいもあるが、自力で解決出来ないことが多くなった。少々情けない。これから来年の年賀状を作成しなければならないので、PCを使いこなせないと何かと不便である。

 先日知り合いを通して2022年の年賀状を500枚送ってもらったが、昨年は600枚注文して少し余らせてしまった。年々送る年賀状は減りつつある。加えて昨日時点でご家族が他界され来年の年賀状を辞退される人がかなりいて、すでに手元には23通もご連絡いただいている。特に寂しいのは、親しかった大学の登山クラブの同級生が3人も逝ってしまったことである。この調子では、来年の今頃は書く年賀状が、更に減っているのではないかと想像する。

 来年は寅年なので、年男ということになる。7回目で年男であるが、イギリスのエリザベス女王も年男ならぬ年女ということになる。あのご高齢で未だ公務を務めておられる女王を見習い、もう1度年男となってから冥界へ旅立ちたいものである。ついでながら、「資本論」を著した社会経済学者、カール・マルクス(1818~1883)、フランス革命後に恐怖政治家と呼ばれて処刑されたマクシミリアン・ロベスピエール(1758~1794)も生きていれば、来年は年男ということになる。

 さて、今夏開催された東京オリンピックとパラリンピックの大会経費について、意外な報告があった。新型コロナウィルス感染拡大の影響で、今大会はほとんどの競技が無観客試合となり、見込んでいたチケット収入が大きく落ち込み大幅な赤字予想で、東京都や国による追加経費負担が避けられないと見られていた。ところが、無観客で開催したことにより、海外関係者の入国を大幅に削減して簡素化したことや、輸送費や宿泊費などを抑制出来たこと、無観客開催により警備などの人件費やコロナ対策費を削減することが出来て、結果として全体の大会経費がかなり削減されたようだ。

 それでも当初大会招致時の計画では、大会経費総額は7,340億円だったが、大会1年延期やコロナ対策費として、昨年末には予算ベースでは、大会経費は約1兆6,440億円と倍以上に膨らんでいた。だが、上記の理由により最終的には大会経費は、この金額より下回りそうだということが分った。ホッとしたが、観客の入場料収入より予定する警備費やその他の経費の方が高額になるというのは、意外であった。どうも信じがたいが、それなら今後テレビ放映料などを当てにして、観客入場を認めないことも考えるスポーツらしからぬ大会が開催されることも考えられる。

2021年12月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com