5230.2021年9月6日(月) パラリンピックの評価はまずまず

 先月18日に慶應病院で大腸の内視鏡手術によりポリープを取り除いてもらった結果と事後の経過を伺うために同病院へ出かけた。幸い経過は問題ないと伺ったが、懸念しているようにこれから2年後ぐらいに再びポリープが表れる可能性があるということだった。それには、定期検査を受けることが必要だとのことだが、毎年人間ドック検査を受けるのでそれで良いだろうと考えている。

 雨模様のせいもあるが、やや肌寒いので上衣を着て出かけだが、今日都内の気温は終日25℃を超えなかった。今月に入り今日まで6日間も25℃を上回らなかったのは1934年以来で、平年なら9月下旬から10月中旬の気候だというから、いつもなら残暑も厳しいと手紙に書き出すところだが、今日書いた手紙には、「秋の気配も感じられる~」との書き出しで文章を起こした。これから日に日に秋の気配が強まってくることだろう。

 さて、昨日パラリンピックが無事閉会したが、このコロナ禍の中でほとんどの競技が無観客という他にも多くの制約があり、難しい大プロジェクトが行われたわけである。コロナが収束する気配がなかったことが悔やまれるが、その中で昨晩の閉会式はまずまずの出来だったのではないかと評価したい。ショーには著名人の出演が少なかったようだが、全般的な評価としては合格点のようだ。橋本聖子・組織委員会会長は、完璧とは言えないと思うが、うまく出来たと思うし、成功かどうかはいずれ分るだろうと述べていた。ネット上の声を拾い上げてみると、概ね好評である。閉会式後半でパリとの生中継場面では、フランスの演出を評価する一方で、フランスにおける相変わらずの袖触れ合う「密」状態には、流石に驚いているようだ。どうも外国人はマスクが苦手のようだし、流行病に対する警戒があまり充分でないようだ。とにかく今夏のオリンピックとパラリンピックは終始コロナに振り回されたようで主催者にとっては気の毒な大会だったように思う。それでもまずまずの評価を得たのは、関係者、選手らの努力の他に、ボランティアの協力があったからだと思う。事故もなく終わって良かったというのが率直な感想である。

 さあ、これから当分の間は自民党総裁選が話題の中心になるだろう。17日に告示と言われているが、今以て立候補を正式に表明したのは、岸田文雄・前政調会長しかいない。立候補を考えている議員も周囲を見たり、各派閥の長の顔色を窺ったりして自分で決められないようだ。その派閥にしても結束しているのもあり、分裂している派閥もあり、お互いに腹の探り合いをして様子を窺っている案配である。仮に総裁になれたとしても、その後に控える衆議院選の結果次第では、総裁の責任を問われかねず、その後の立ち位置が難しくなる。そんな駆け引きの中で、候補者と目されている実力者は右往左往しているのが現状である。かつての派閥の主が御出馬という舞台が出来にくくなった。それだけスケールが小さくなったとも言える。

2021年9月6日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com