5225.2021年9月1日(水) 「防災の日」、真子さまのご結婚報道と金メダル取り消し

 1923年関東大震災が勃発してから今日で98年になる。震災では、約10万5千人の死者、行方不明者が出た。この日を自然災害に備えるということから「防災の日」と定められた。20年前の今日は不運を重ね合わせたかのように自然災害ではないが、大きな火災事故が起きた。新宿歌舞伎町の雑居ビルで火災が発生し、ビルの階段に障害物が置かれていたために扉が開かず、ビル内にいた人が外へ脱出出来ず、一酸化炭素により44名が亡くなる大惨事が起きた。

 ところで余談であるが、「太陽王」と言えば、誰でもその名が頭に浮かんで来るフランスのルイ14世である。その太陽王は1715年の今日9月1日に76歳で亡くなった。父ルイ13世の突然の死により4歳にして君主の座に就き、その後ヨーロッパ王室の中でも最長の72年110日間に亘って玉座に君臨した。

 さて、昨日の本ブログに偶々喩で秋篠宮家の真子さまの結婚問題に触れたところ、今日テレビと夕刊に真子さまが今年内に婚約者の小室圭氏と結婚の予定であると報道された。真子さまは皇籍を離脱して、現在ニューヨークのロースクールで学び、弁護士資格獲得を目指している小室氏と結納もせず、結婚式も挙げずに結婚してニューヨークに住むことを選択したようだ。この結婚がこれまで皇室、並びに世間から素直に祝福されないのは、小室氏の母親が元婚約者との金銭トラブルが解決していないからで、どうしてここまでもめるのかよく理解出来ないし、納得も出来ない。小室氏は少なくとも法律家の道を歩もうとしている。それならまずは自らの身の回りの問題を解決してから先へ進むべきではないかと、その対応に疑問を感じていた。2人がお互いにどうしても一緒になりたいと願い、その熱意に真子さまのご両親・秋篠宮ご夫妻も折れたような感じだが、本来なら親として心から愛娘の結婚を祝福し、正式に結納を交わして結婚式を挙げ、娘の門出を祝福してあげたいところであろう。

 語弊があるが、名より実を取った形の結婚となりそうだが、今後外国での新婚生活は警備面も含めてかなり厳しいものとなることだろう。それでも2人のお互いの愛情が強いことは理解出来る。前途は多難かも知れないが、異国の地で挫けずに幸せな新生活を築いて欲しいと心より願っている。

 さて、オリンピックに続いて開催されているパラリンピックでも連日熱戦、熱闘が繰り広げられているが、昨日こんな首を傾げるような珍しい事件があった。

 男子砲丸投げ(知的障害F20)でマレーシアのゾルケフリ・ムハンマドジャド選手が一旦は優勝しながら金メダルを取り消されてしまったのである。その理由とは、ムハンマドジャド選手が試合開始時間に遅刻しながらも試合に出場して、世界新記録で優勝した。だが、試合後の聞き取り調査の結果、審判員から遅刻が正当な理由ではないと見做され、棄権扱いとされ、金メダルは取り消され、2位のウクライナの選手が繰り上げ金メダリストとなった。そもそも最初に集合時間に遅れた時点で失格とすれば何ら問題はなかったが、試合後に公表されていない理由で失格扱いにする理不尽さには、当該選手ばかりでなく審判団にも責任があると思う。金メダリストに繰り上がったウクライナの選手にしても、あまり後味の良くない結果になったのではないだろうか。因みに試合後にSNS上に国際パラリンピック委員会(IPC)や、ウクライナ選手に対するマレーシアからとみられる誹謗、中傷の投稿が大分寄せられたそうだ。
 世界的な大会・パラリンピック中に起きた出来事である。IPCももう少しすっきりした対応をしてもらいたいものである。

2021年9月1日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com