5211.2021年8月18日(水) 大腸内視鏡手術を受ける。

 昨日東京医療センターで手足の浮腫みの原因であるリューマチ治療で採血と尿検査をしてもらった。ヘモグロビン(HbA1c)とCRPの数値は大分良くなった。これで薬の服用をまた少し減らすことになった。その後、かかりつけの整形外科医を訪れ経過を報告した。

 そして今日は慶應病院で大腸の内視鏡手術をしてもらった。一昨年にも同じ内視鏡検査でポリープを4つ取ってもらったが、今日は前回より時間はかかりながらもひとつだけ取り除いてもらった。前回はそれほど苦痛を感じなかったが、今回は昨晩服用した内用薬を呑んだせいか、夜中に何度か小水のためトイレに行ったり、今朝8時から2㍑のモビブレップ溶解液を水と交互に飲むのが大変だった。コップ1杯飲むたびに、排せつのためトイレへ駆け込む状態だった。身体には倦怠感を覚えて約3時間をかけて何とか飲み終えたが、大したことはないと高をくくっていた割には正直楽ではなかった。内視鏡検査ではお尻からカメラを注入してもらったが、ベッドに横たわっていたのは50分ほどで、時折圧迫感を感じて楽ではなかった。来月担当医から説明があるが、取り合えず、目先のいくつか面倒な医科的治療は終えることが出来てホッとしている。

 さて、このところアフガニスタン国内情勢が激動しているが、政権を奪取したタリバンが昨日記者会見を行った。権力者が行う普通の記者会見とはまったく異なり、普通ではない物々しさだった。テーブルではライフル銃を所持した部下に取り巻かれ民族衣装を着こなしたムジャヒド幹部が、外国記者団から質問を受けていた。諸外国にとって一番関心があるのは、イスラム主義勢力のタリバンが政権を握ったら20年前以前と同じように、女性への差別感から女性の就労や、教育、ブルカ着用などについて強制的な制約を行うのではないかという懸念だった。この点についてムジャヒド幹部は、女性の人権を尊重し、差別はしないと語った。だが、気がかりなのは、その言葉の直後にそれらはイスラム法が認める範囲内に限ると述べたことである。現時点では推測するより仕方がないが、仮に女性の自由を束縛するような事実が明らかになった場合、タリバンがそれはイスラム法の範囲内と応えたら、民主主義国や、社会主義国ではどう対応するだろうか。

 カナダのトルドー首相は、タリバン政権を承認しないと公表した。他にもカナダに追随する国が出てくるだろう。厄介なことになったものだ。

 ところで、相変わらず今日も新型コロナウィルスは猛威を振るっている。今日の国内新規感染者は、23,917人で過去最多となった。自治体では、27府県が過去最多を記録した。最後の手段かも知れないが、菅首相が否定的なロックダウンについて、その是非について真剣に検討しても良いのではないだろうか。

2021年8月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com