5118.2021年5月17日(月) 最近どうも体調が勝れない。

 明後日東京医療センター膠原病内科で手足の浮腫みを診てもらうことになっているが、この数日少々症状が進んでいるような気がしている。今朝起きた時には、握りこぶしを作ろうとしても両手とも握れないほどである。指先に力が入らないので、指で引き戸を引っ張るようなことがやりにくい。また、両膝の痛みもずっと湿布を当てているが、痛くなったり、痛みが退いたりして階段の上り下りには往生している。朝ベッドから起き上がる時の倦怠感も辛い。何といっても膝を思うように曲げられないので、床に落ちている物を拾おうとする時に腰をかがめるのが面倒である。両足の表の浮腫みも一向に直らない。浮腫んでいる部分を押すとしばらく元へ戻らない。これは脚気の現象ではないかと気にもなる。痔は少し良くなってはいるが鬱陶しい。気分的に優れず、いつになったらこの心身ともに不健康な状態から解放されるのだろうかと考えてしまう。

 こんな健康状態になったのは、2月下旬ごろからである。これまでは、部分的な病状や症状が出てもそれに薬や処方で対処して、遠からず回復していた。それが3か月前くらいから他と合併した症状を示すようになって、中々直り難くなった。82歳6か月という年齢からこんな面倒なことになっているのではないだろうか。尤もそう考えるとお先真っ暗になってしまうので、そんなことは考えずに目の前の蠅を追い払う気持ちにならなければいけない。明後日医師はどんな処方をして下さるのか。

 こんな健康上の理由で21日に開かれる予定のNPO団体「JAPAN NOW観光情報協会」の定期総会と理事会に出席出来ないと事務局に欠席のメールを送ったところである。少々内部がガタガタしており、理事のひとりとして自分の目で総会の様子を見て、やり取りを確かめるためにも出席したいところだが、やむを得ない。定期的に毎号寄稿しているコラム欄の原稿は取り敢えず書き上げた。

 さて、国連安保理事会では、今日もパレスチナ紛争に関して何のメッセージも出すことが出来なかった。これで3度である。イスラエルのネタニヤフ首相は、自分たちにはアメリカが付いていると語っている。やはり、アメリカのイスラエル支援の言動のせいである。

 もうひとつ、国連が機能しないミヤンマー情勢であるが、軍の治安部隊の監視と弾圧により表立って民主派の人びとが動けない。すでにクーデター以来3か月余が経過して経済が混乱し、仕事や収入を失う人が増えている。これに対して食料を支援する支援団体も軍を警戒しながら活動しているようだ。食料支援の80%は海外に住むミヤンマー人の寄付金で賄っているという。一般市民は綱渡りのような生活を営んでいるようだが、国連開発計画(UNDP)によると今の状況が続けば、ミヤンマーの貧困率は人口の半分近くにまで上昇する恐れがあると指摘している。

 それにしてもパレスチナとミヤンマーの国家の災難に関して、大国のアメリカと中国の利己的な対応と、国連の無力により貧しい国民が生死の瀬戸際に追い込まれている。これでは国連存在の意味がなくなるし、5大理事国制度自体も機能しない。何とかならないものだろうか。

2021年5月17日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com