5100.2021年4月29日(木) コロナ・ワクチン接種を予約したぞ!

 朝から新型コロナウィルスのワクチン接種の予約を申し込んでいたところ、午後遅くなって漸くメールで予約するこが出来た。第1回目は5月30日(日)、2回目は6月20日(日)である。これで一安心であるが、妻は今も予約が出来ない。

 妻の友人夫妻は娘さんが予約をしてくれたようだが、どこでも高齢者は予約するのに難渋しているようだ。こういう「事件」をひとつの教訓にして、今後同じようなケースが発生した場合には、もう少し高齢者でも手軽に予約できる方法を工夫して欲しいものである。まぁ今日のところはやれやれというところである。

 さて、今中国の新疆ウィグル地区では少数民族のウィグル族が、自治区内の強制収容所で思想改造を強制されている。イスラム教モスクもカフェに改装されたり、イスラム教の象徴である三日月と星の旗が、五星紅旗に取り換えられたりしている。欧米各国からはジェノサイドではないかと厳しく糾弾されている。

 去る13日付本ブログに、中国共産党の宗教弾圧について取り上げた。5月1日より国家宗教事務局令により他の宗教と同じくイスラム教の宗教活動も中国共産党が指導、監督することになる。共産党がイスラム教徒の断食を差配出来るのだろうか。イスラム教を信仰するウィグル族は、その宗教観をどう維持すればよいのだろうか。偶々今はイスラム教にとってはラマダン(断食月)に当たっている。宗教については、あまり真剣に考えることはなかった。仏事に先祖のお墓詣りをすることくらいだった。それが思いがけないことからイスラム教について考えさせられることになった。55年前に偶々1年の内の1か月間だけ断食をするラマダンという時期にイスラム国のインドネシアを訪れた結果である。そこで知り合ったホテル・インドネシアのスタッフのマディン・シラドさんにレクチャーを受けることになったのだ。

 今年のラマダンは、今月13日に始まり、5月12日に終わる。つまり今はラマダン真っ只中にある。太陽が現れている日中は、イスラム教徒は断食とアラーの神への礼拝を欠かさない。近著「八十冒険爺の言いたい放題」にも、ジャカルタで初めてラマダンを真剣に考えることをシラドさんに教えられたことについて書いた。それは1966年12月だった。イスラム暦は、1年が西暦より10日~15日ほど短い。暦のうえでその不足の日数が毎年繰り上げられていく。シラドさんにイスラム教とラマダンについて丁寧に教えてもらった時は、いわゆる季節的には冬だった。それが今年は春である。あれは55年前になる。あと5年、つまり60年経てばほぼ元の月へ戻る。冬に戻るということである。

 そのイスラム教も中国ではイスラム教ならぬイスラム教として、モスクから流れて来るアザーンも共産党アザーンになっているのだろうか。

2021年4月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com