5093.2021年4月22日(木) 相変わらず体調勝れず

 どうも体調がすっきりしない。両膝の痛みは大分弱まったが、気だるい感じが1日中している。食欲もやや減退している。昨日に比べて一番異なるのは、睡眠の変わり方である。普段は夜中に1~2度はトイレへ行くが、昨晩は1度も目を覚ますことなくトイレにも行かなかった。その点昨晩は良く眠れたということでもある。それにも拘わらず、今日日中は睡魔に襲われることが度々あり、パソコンをしてから2時間も眠り続けたことだ。明日また松本整形外科へ出かけるので、医師とよく話合ってみたい。

 さて、昨日ロシア全土100都市以上で行われた反政権派指導者アレクセイ・ナバリヌイ氏の解放を求める反政権デモが行われ、全国で1,700人以上が拘束された。ロシアでは、今年1月にも2度のデモで1万人以上が身柄を拘束されている。ロシア政府は無許可で違法として反対派の陣営幹部を事前に拘束したり、治安部隊を投入してデモ隊を強制排除もした。

 しかし、これほど大型のデモがロシア国内で行われるようになるとは、独裁者プーチン大統領にとっては数年前には思ってもみなかったことではないだろうか。これまで散々国民に圧政を布き、独裁的権力により国民を従わせてきただけにプーチン政権にも水漏れが表れてきたように思う。

 実は、これと似た現象として中国においては、現状では反政府活動が禁止されていて表面的には大きな反政府デモは目立たないが、密かに反対運動があるという。その都度抑え込まれ、報道管制により外へは伝えられていない。その点については、現在読んでいる阿南友亮著「中国はなぜ軍拡を続けるのか」に分かりやすく書かれている。実際14億人の人口を抱える中国で不満がまったく表面化しないこと自体普通ではない。その原因として「言論の自由」の抑圧や報道管制を敷いていることが影響していることははっきりしている。現状では何とか国民の目を外へ逸らそうとしてアジア周辺国との間に対立が起きている。国内にも多くの問題を抱えていることは事実であり、それをすべての国民が黙って我慢しているとは到底思えない。今の中国政府の動きを注視してみると、外国からの報道についてすぐとびついて強く反論している。じっと構えて頃合いをみてから反論をするという王者の風格がない。世界中にネットを張り巡らして一言も聞き漏らすまいと神経を集中させている。心にゆとりがないようだ。緊張とあせりから、羽目を外して外国へ無謀な先制攻撃を仕掛けるようなことがないことを願っている。

 今国際社会で問題となっているミヤンマーでは、国民民主連盟(NLD)を支援する民主派「連邦議会代表委員会」(CRPH)が統一政府を発足させ、国軍に有利な現行憲法を廃止し暫定憲法「連邦民主憲章」を制定したと発表した。これによりミヤンマーには国軍政権と合せて2つの政府、政権が誕生したことになる。即座に国軍は統一政府を無法として「非合法組織」に指定した。国際社会はこれをどう受け止めるだろうか。

2021年4月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com