5062.2021年3月22日(月) 進む前方に憂鬱な暗い闇

 昨年9月に受けた左眼白内障の術後の最終チェックで、東京医療センターで診てもらった。嬉しいことにきれいになっていて、まず問題はないとのコメントを執刀した野田医師からいただいた。ほぼ半年越しの結果である。5月には右足静脈瘤の手術の最終チェックをしてもらうが、これも順調なので好い気分でいたところである。

 ところが、すべてがうまくは行かなかった。19日に腰の具合を診てもらい、その時白血球を調べるために注射を打ってもらった結果を知るべく、医療センターの帰途松本整形外科に立ち寄った。医師は白血球の数値が高いので、拙宅へ電話をしてくれたようだが、妻が医療センターの後に立ち寄ると言ったので、待ち構えておられた。気になっていた2つの数値の内、CRPが先日高かった1.85から更に上がって2.13になった。それより医師が驚いたのは白血球の数値が10,700を数えたことで、標準値3,700~9,400を遥かに上回っている。いつも献身的に相談に乗ってくれる松本医師も驚いただろう。すぐにも精密検査をした方が良いとのお勧めで、今日訪れた東京医療センター宛の紹介状を書いていただき、明朝診察を受けることになった。先日のレントゲン検査で骨には特段の異常はないということから、他の箇所から骨へ化膿することが心配だと仰っておられたので、若干気にはなっていたが、骨部分以外に病魔が取り付いているようだ。思い当たる原因はまったく見当もつかない。偶々腰回りが急激に痛み出したことから我慢できずに整形外科で診てもらって痛みの原因が判明したわけである。明日の検査でどんな診断をいただくのか分からないが。早くすっきりしたい。

 こんな風にして、年々何か病魔に付きまとわれるのは高齢者には免れないことだ。今日の不安は、明日になれば少しはすっきりするだろうが、これまで健康優良児を自称してきただけに、こうなるとつい弱気にもなり、気落ちもする。こうなったら明日の診断結果を待って、覚悟を決めるより仕方がないだろう。

 さて、今日から新型コロナウィルス緊急事態宣言が全面解除された。朝日の世論調査によると、全面解除は早すぎるという声が過半数の51%、適切な判断との声は31%である。これにより思い切って外出することは可能だが、自治体としてはリバウンドを恐れ、極力自粛を求めている。その最中に今朝の朝日新聞38面の内4面すべてが旅行会社の国内パッケージ・ツアーの宣伝である。何と1割強に当たる。コロナにより経営上の大打撃を受けた旅行会社が、この機会にどっと宣伝、販売に積極的な姿勢を見せたが、果たして彼らに幸運は舞い込んで来るだろうか。

2021年3月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com