5058.2021年3月18日(木) 21日首都圏で緊急事態宣言解除

 先月下旬ごろから腰回りが痛み出し、今ではコルセットをあてがっているが、このところ両膝も痛み出し、両膝にはパテックスを貼って昨日と今日はウォーキングにも出かけなかった。加齢がひとつの原因ではあると思うが、やはり日常生活に影響が出るような懸念がある。特に立ち上がる時に往生している。そして膝は左が特に痛む。会談の上り下りがちょっときつい。いずれ整形外科で診察してもらうつもりではあるが、今日内科へ出かけた序でに、外科も診療している医師でもあるので相談してみた。お互いに医師同士として知り合いでもあるので、整形外科でお話ししたらよいでしょうと言われた。来週には整形外科で診てもらうので、じっくりお話ししようと思っている。

 さて、今年1月8日以来、近畿地方3府県と同時に首都圏1都3県に発せられていた新型コロナウィルスに対する緊急事態宣言が、来る21日に解除されることが決定したと菅首相が記者会見で発表した。解除は2か月半ぶりのことである。菅首相は、国民の協力をいただき飲食店の時間短縮をはじめ、政府と各都道府県が一丸となって対策を進め、全国の新規感染者数は大きく減少し、医療提供体制の負担も軽減させることができたと述べた。実態は本当にそうだろうか。解除先にありきで、理由を後からこじつけているようにも思える。

 すでに近畿3府県は解除され、首都圏だけが取り残された形になっているが、首都圏は首相が言うように決して新規感染者数が減少しているわけではない。況してや、大きく減少したなどということはまったくない。なぜ首相はデタラメを言わなければならないのだろうか。こんなことは直近の数字を見れば分ることである。実際、東京都では今日までの7日間平均が297.1人で前の週の108.8%である。結局経済界からの強い声、圧力に押されて已む無く緊急事態宣言の解除となったということだろう。

 西村経済再生担当大臣は、足元の微増傾向にある感染状況を踏まえ、感染再拡大を防止するため、都道府県と緊密に連携しながらモニタリング検査や、変異株のPCR検査、高齢者施設への集中的検査などの取り組みを徹底していくと語ったが、大丈夫だろうか。足元の感染は微増と言っていて、首相の発言とは反対ではないか。すでにリバウンドの姿が見え隠れしていて、うっかりしているとコロナ第4波が襲来する気配がある。果たして期待通りコロナは収束するだろうか。政府内の意思統一が先ではないだろうか。

 ところで、「死海文書」という言葉を聞いたことがある。およそ2000年前に書かれた世界最古の旧約聖書の写本とされるものである。その複数の断片が60年ぶりに新たに見つかったという。知らなかったが、死海の周辺にはたくさんの洞窟があるらしい。洞窟では今でも発掘調査が進められているが、死海と言えば、塩分の濃い湖ということが注目されてそれだけに焦点が当てられ、文化財的な遺産にはあまり目が向かなかった。2012年に実際に死海に入り自然に自分の身体が浮かんだことが一層俗物的興味となった。この地域には当時イスラム教はまだなかったが、ユダヤ教、キリスト教には当時の価値ある資料がまだまだ埋もれているということを再認識させられた今日のホットニュースである。

2021年3月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com