5027.2021年2月15日(月) 分かり難くなったビジネストーク

 このところ新型コロナウィルスの感染拡大にも拘わらず、株式市場の上昇傾向がしばしば話題になっているが、今日もまた日経平均株価は30年6か月ぶりという大幅な値上がりとなった。この1週間で値上がり幅は、1,300円を超えている。少々異常ではないかと思う。

 今日の日経平均株価は先週末に比べて、564円も高く3万円を超える3万84円の終値だった。これは世界的な金融緩和政策の影響でだぶついた資金を海外の投資家が日本の株式に投資した影響だという。日本の優良企業への投資というより海外資金による儲けを狙った博打的な要素があるのではないかと思う。海外投資家がいつ資金を引き揚げるか分からない。油断ならないと思う。

 さて、比較的不景気風を受けないIT関連企業で不条理な経験をさせられた。実は普段メールをbiglobeにより送信しているが、以前niftyも使用していた。メールアドレスを2つもあっても無駄であり、この約10年間niftyはまったく使っていなかった。しかし、正式に契約を解除していなかったので、安いとは言え、毎月275円を銀行口座から引き落とされていた。そこへ昨年12月に思い当たらない企業からVISA CARD請求としてかなり高額が無断で引き落とされそうになり、VISA CARDへ照会して不当な請求であることが発覚した。その折VISAの怪しげな請求を解消してもらった序でに、niftyも契約解除した。その時nifty係員と12月時点で正式に契約解除ということを確約してもらいホッとしていた。

 ところが、先月銀行の請求書には12月分として275円が引き落とされていた。これは12月分だから仕方がないと納得していたところ、先日送られてきた請求書に1月分として今月末にまた275円が計上されていた。

 そこで今日niftyに電話をかけて解約を話し合ったが、これが電話で待たされること待たされること約40分の挙句に、契約は確かに12月に解除となっているが、訳の分からない理由で3月ごろまで請求させていただくことになるというような釈然としない理由で、今手元にある1月分の請求が載った2月分の請求書はそのままで引き落とされるという好い加減な決着になってしまった。2~3か月の内に僅かな金額の請求は消えるので、あまりジタバタしないが、どうもすっきりしなかった。Niftyは富士通の関連会社と聞いているが、形の見えないIT企業の子会社までは掌握できないのだろうか。

 最近のビジネスでは人間同士が面談して交渉、話し合うことが減ったせいか、デジタル的な効率優先の場面をしばしば経験する。パソコンが発達したせいで、情報さえインプットして、顧客にそれを流せば事足れりとしているような印象を受けることが多い。膝詰め談判するような雰囲気がすっかり影を潜めたようだ。我々の現役時代には、とことん話し合って、相手が納得しない場合には土下座までして説得し、理解納得してもらってウィンウィンとした。今はそんな雰囲気も情緒も失われてしまったように感じている。

2021年2月15日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com