5026.2021年2月14日(日) 昨晩の大地震は、10年前の東日本大地震の余震

 昨晩の突然の地震には驚いた。それほど長い間揺れは続かなかったが、福島を中心に東北、信越、関東、東海地方まで揺れ常磐自動車道はのり面が崩れて上下線とも不通になっている他に、東北新幹線は一部区間で架線支柱が大分倒れたため10日間ほど運休するそうである。幸い犠牲者はひとりも出ていないのが不幸中の幸いである。

 それにしても2011年3月11日に起きた東日本大震災発生10年まで1か月内にこのような大きな地震が再び起きたが、これは東日本大震災の余震だという。10年も経ってもまだ余震があるとは知らなかった。やはり東日本のようにマグニチュード9を記録したような大地震は、余命も続くものなのかと思う。書斎では書棚から本が数冊床に落ち、キッチンでは戸棚からお皿が数枚落ちて粉々になった。

 地震と言えば、近著「八十冒険爺の言いたい放題」の中でも触れたが、1999年8月17日にトルコのチャナッカレに宿泊していた時遭遇した20世紀最後の大地震と言われたイズミット地震(M7.6)を想い出す。あの地震が起きたのは白河夜船の午前3時ごろで突然激しい物音と揺れで叩き起こされた。慌てて服を着て荷物を持ってホテルのロビーまで駆け下りた。

 幸い地震でケガをするとか、物を失うようなことはこれまでないが、近年福島県周辺では地震が頻発している。南海沖地震や、首都圏直下型地震の発生もしばしば話題となっている。こういう自然災害ばかりは、避けようもなく、日ごろから備えをして極力災害を過小化することしか防ぎようがないと思う。

 今日も近くの駒澤公園へウォーキングに出かけたが、最近は新型コロナウィルス禍の影響により公園内を散策に訪れる人が少ない。公園の隅には、早くも早咲きの河津桜が綻びかけていた。今日は外周コースをジョギングするランナーを含めていつもより多くの人びとが訪れていた。お天気でもあり陽気も暖かかったので、やはり家の中ばかりに閉じこもっていられないのだろう。

 今日はまた、例年なら華やかな話題に彩られるバレンタイン・デイであるが、コロナの影響でいつもと違う。変わったところでは、歴史上今日は戦時中の昭和17年旧帝国陸軍の山下奉文司令官が、ブキテマの丘でイギリスのパーシバル将軍に降伏と言わしめてシンガポールを陥落させ、占領した日(正確には2月15日払暁)でもある。

 今日からNHK大河ドラマ「青天を衝け」が始まった。このところ2年間は最後まで観続けることはなかった。昨年の「麒麟がくる」が新型コロナウィルスの影響で思うようにロケが出来ずに、長らく放送しなかったので、最終回放映が先週にまでずれ込んだ。そのため例年なら年始早々に始まる大河ドラマが今年は1か月以上も遅れて始まったわけである。ヒーローは近代日本経済の立役者・渋沢栄一である。今日のところではこの先興味深いドラマになるのか分からないが、この2年間期待を裏切られただけに今年こそは最後まで観てみたいという気持ちにさせて欲しいと思う。

 実は昨日から腰回りにコルセットをつけている。このところひょっとすると何かの弾みに腰を痛めるのではないかと身体で感じることがあり、その用心のため就寝時を除いてしばらく腰痛防止の措置を取ることにした。

2021年2月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com