5011.2021年1月30日(土) 確定申告書類作成にてんてこ舞い

 今2020年の確定申告の書類作成に慌ただしく取り組んでいる。以前にも書いたが、パソコンを使用せず、スマホで申請するなんて時代の先端を行くようなことはせず、アナログ的にひとつひとつ手作業で時間をかけて金銭元帳に書き込んでいる。効率が悪いことは承知のうえで恐らく呆れる人もいるだろうが、今更新たにデジタル化する気はない。

 作業をやっていて2020年は、思いがけず不労所得?が2つもあったことに考えが至った。ひとつは、全国民に支給された特別定額給付金であり、妻の分と合わせて20万円である。もうひとつは、手術を受けて生命保険会社から受け取った保険金である。これが支払った手術代金より多かった。手術とは、昨年秋国立東京医療センターで受けた左眼白内障と左足動脈瘤の2つの手術である。この会計上の処理方が分らず、どう処理すべきか青色申告会に尋ねてみた。いずれも納税する必要がないので、敢えて申告する必要がないとの回答だった。だが、申告しないと振り込まれている預金通帳の残高と合わなくなるので、その辺りも聞いてみたところ、それでは借方に「普通預金」、貸方に「事業主借」として給付金と保険金を計上してはどうかとアドバイスされそのように扱った。書類を書き上げるには、まだ数日かかりそうだが、これが終われば取り敢えずホッとすると思う。

 さて、新型コロナウィルスの影響で東京オリンピックをはじめ、多くのビッグ・イベントの開催が危ぶまれている。昨春のセンバツ高校野球は、出場校が決定しながらも感染拡大により大会は中止となった。夏の全国大会も中止となった。今年はどうなるだろうか、何とも言えない難しい環境の中で昨日出場校32校が決まった。

 しかし、観客を入場させるとの方針のようだが、いろいろ制約を設けるようだ。従来の大会のように各出場校の応援団がブラスバンドとともに派手に応援する光景は見られそうもない。また、コロナの感染者数次第では、途中から入場に別の制約をつける可能性もある。1954年高校へ入学した時母校は選抜に出場したが、応援には行かなかった。しかし、1回戦で敗れてしまった。

 ざっと32出場校を見てみると、時代の移り変わりと傾向が窺える。出場校の中に私立校が圧倒的に増えたことだ。特に野球校と揶揄されるような高校が今年も何校か出場している。大学付属校も8校選ばれている。全体の1/4が進学の心配がない大学付属高校であり、中でも東海大学付属高校が3校も出場するのには、ちょっと驚いている。伝統校の中ではレジェンド中京大中京高と県立岐阜商高が2年連続で、それぞれ32回目、30回目の出場である。高校野球の強豪校も一極集中の影響か、大都市から選ばれる傾向が目立つようになった。

 春は選抜からと言われるように、白球に快音、そして若々しい高校生の溌剌としたプレイには、随分元気づけられる。早くコロナが終息して欲しいとの願いと同時に、コロナ禍にあっても13日間無事に選抜大会が開催されることを願って止まない。

2021年1月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com