5009.2021年1月28日(木) 革共同議長・清水丈夫さん再び顔を見せる。

 昨日聖徳太子不在説にびっくりしていたところへ、今日も私にとって衝撃的なニュースがあった。昨年9月15日に半世紀ぶりに世間へ姿を見せたとして警察をはじめ公安当局、マスコミからマークされていた中核派の元全学連書記長、革共同委員会議長の清水丈夫さんが、昨日再び姿を見せ記者会見を行ったとのニュースが今朝の朝日に載っていたのだ。これまで警察は清水さんの動向を追っていたそうだが、その割には、9月にしろ、昨日にしろ清水さんの身柄を拘束するようなことまではしなかった。清水さんはマイクを前に「革命情勢が到来した。労働者階級に訴えようと思った」と述べたが、近年中核派は反基地、反原発を訴えているという。

 昨日に続けてご近所の小中陽太郎さんに電話で連絡し、しばし清水さんのパフォーマンスについて話し合った。偶々母校湘南高校ラグビー部は今年創部70周年の記念すべき年を迎えることになり、このほど創部70周年記念誌を発行した。私も拙稿を書いたが、その中に親しく、かつ一緒にプレイした部員として2年後輩の故竹内謙・元鎌倉市長と1年先輩の清水さんに纏わる想い出と印象を記した。入手次第小中さんに送ることを約束した。

 そして午后になって高校ラグビー部で主将だった私を助けて副主将を務めてくれた大島泰毅くんが、昨晩のTBSニュースを観たかと電話をかけてきた。彼は清水さんがスピーチしている姿をじっくり観たという話だった。ラグビー部でともに戦った仲間同士でしばし懐かしい話をした。

 それにしても清水さんと会ってじっくり話をしてみたいが、今や清水さんは外部との連絡が取り難い固い組織の中の中心人物になってしまい、個人的に会うことはほとんど夢となってしまった。しかし、例え会うことは叶わなくても清水さんの信念と一貫して揺るがない言動に敬服している私としては、いつまでも清水さんを見守って、清水さんが本当に目指したものは一体何だったのだろうかを突き止めてみたい。

 今日驚いたもうひとつのニュースは、新型コロナウィルスの感染者がついに世界で1億人を超えたことである。新聞によると地球上の人類の78人にひとりがコロナに感染していることになる。今もその勢いは一向に衰えることがなく、1日当たりの新たな感染者は60万人になった。その中で多少なりとも希望の持てるのは、ワクチンの接種が漸く現実味を帯びてきたことである。未だ接種を受けた人は、人口の0.8%だというから人類が全員接種を受けることを考えると気が遠くなる。日本でも一般的には、高齢者から接種を受けることが出来る。しかし、その予定が当初3月下旬とされていたが、4月1日以降に順延されるようだ。

 すでにミヤンマー、ネパール、インドネシアなど途上国でも接種が始まり、イスラエルなどは人口の3割が早や接種を受けたという。ワクチンへの交渉は早かったようだが、どうして日本では後手にまわることになったのだろう。

2021年1月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com