5002.2021年1月21日(木) バイデン氏、第46代アメリカ大統領に就任

 今日の夕刊は、20日(日本時間21日)第46代アメリカ合衆国大統領に就任したジョー・バイデン新大統領一色である。恐らく世界中がこの話題をトップ・ニュースとして扱ったのではないだろうか。就任式は厳重な警備の下で行われたが、いつもとは異なり聴衆はほとんどおらず、世界一の大国の大統領就任式にしては、些か寂しいものとなった。毎度数十万人規模の出席者が見守る就任式式典の出席者は、ほんの数千人程度だったという。

 ‘UNITY’を主唱する新大統領バイデン氏は、早速トランプ政権が脱退した地球温暖化対策の国際的枠組みである「パリ協定」復帰への署名を行った。更に前政権が始めた世界保健機関(WHO)の脱退手続きを中止した。大国としては当然の処置である。今後経済回復策、地球環境、移民問題など幾多の難題と向き合わねばならず、今後10日間に53もの大統領令を発すると見られている。前任者に引っ掻き回されて目指す政策を実施するためにバイデン新大統領も糖分の間は、本来の自らの理念を盛ったアイディアを実行できないのではないかと懸念される。

 昨日の朝日夕刊「素粒子」に続いて、今日は「素粒子」にこう書かれていた。「ご免被りたい。『戻ってくる』と言われても。乱暴狼藉を極めた『トランプ時代』」。これほど嫌われた大物もそういないのではないだろうか。

 私より4歳若いが、史上最年長大統領と呼ばれるせいか、少々力強さ、迫力に欠けるバイデン大統領だが、人間的には前任者に比べると遥かに真っ当であり、横道に逸れてばかりいてハラハラさせられたトランプ氏のトレースを堅実な政局運営に戻して、アメリカが世界の中で正常な道を歩むことを期待したいと思う。

 さて、今日珍しい裁判所の判決があった。東京地裁で二重国籍を認めないが、これは憲法に違反しないとの判断が下されたのだ。日本の国籍法では、外国の国籍を自らの希望で取得すると日本国籍を失うと規定していて、複数の国籍を持ち続けることを認めていないというのである。子どもの場合は、二重国籍を有していても20歳になれば、どちらかの国籍を選ぶか、本人が判断することになっているが、成人でも日本国籍と外国国籍を持っている日本人はいる。

 現実に現在セルビアに居住している友人の山崎洋さんは、母親と同じ日本人であると同時に父親ブランコ・ド・ブケリッチ氏の国セルビアの国籍を有している。これはどういうことか、今度会った時に彼に国籍問題について尋ねてみようと思う。

 今日も昨日の大寒の影響だろうか、外は寒い。昨日新しいエアコンを取り付けてもらったので、室内の寒さから解放されたが、外出すると寒い。補聴器の定期テストで少々調整してもらったが、それほど聴力が向上したわけではない。

 外から帰って確定申告の書類作成に取り組む。毎年頭が痛いのだが、相変わらず手作業で金銭元帳を作り出入りを書き込んで昨年1年分の事務所の経理決算書を作成している。パソコンで慣れればよいのだが、デジタル化に逆行するかのように、こればかりは毎年アナログ志向である。昨日から手掛けて半月はかかると思う。これが終わらないと気分的にもすっきりしない。今日も国民年金1回分の支給明細書が見つからず、日本年金機構に直接電話で問い合わせする有様である。

 来月10日以前には例年通り書類を仕上げて、青色申告会で最終申告書類を作成してもらい玉川税務署へ確定申告書を届けたいと考えている。あ~疲れる。

2021年1月21日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com