4958.2020年12月8日(火) Googleが知らせてくれたブログの実態

 今から79年前の今日、帝国海軍がハワイ真珠湾を、陸軍がコタバルとシンゴラを電撃的に攻撃して大東亜戦争が始まった。真珠湾の現地時間では12月7日だった。新聞には、当時の様子が断片的に取り上げられている。狙う筈の米空母は見つからなかったとか、電撃作戦に参加した日本の海軍航空機350機のうち、320機は無傷だったとか、あまり表に出ないエピソードがいろいろあるようだ。あれから4年後、日本は無条件降伏する羽目になった。そして、天皇は現人神から人間天皇になり、日本は軍備を放棄することになった。だが、その後自衛隊が創設され、自衛装備を拡充し、軍隊と変わらない軍事力を具える組織となった。この新型コロナウィルス禍の中で医療崩壊の危機に自衛隊看護師を病院に派遣し、自衛隊医療体制への高まる評価から再軍備賛成の論調さえ見られる自衛隊に甘い世論になった。戦争を知らない世代が増えて、国民はすっかり敗戦の惨めさと苦しさを忘れてしまったかのような現代世相である。

 さて、今日またまた貴重な資料がメールで送られてきた。11月に初めて私のHP及びブログへのアクセス数などについてGoogleが「Google Search Console」と称して資料を送ってくれたのである。それは9月15日に高校ラグビー部の先輩である革共同議長・清水丈夫さんについて取り上げて書いたブログへ唐突にアクセスが集中したことが端緒となった。その日だけで3,300件ものブログへのアクセスがあり、異常に感じたところしばらくしてGoogleから次のように知らせてくれた。Wikipediaの「清水丈夫」の項目にアクセスした人たちが、清水さんについて書いた私のブログが所載されているのに目を留めた。9月6日に清水さんが51年ぶりに地下から表舞台に姿を見せ、演説もぶったために、大手新聞が一気にこのニュースを取り上げ、清水さんにアクセスした人がそこで見つけた私のブログを見てアクセスしたようだ。そこにあった2007年10月5日「元全学連書記長・清水丈夫さんの思い出」と、2007年11月19日「『清水丈夫選集』第5巻を漸く入手」へアクセスが集中したからだとGoogleが知らせてくれたのである。

 そして、今日またGoogleは、私のブログへのアクセス数の多い事象について11月と同じように知らせてくれた。

 それによると、私のブログへのアクセス数1位は、2か月前と同じく9月15日の「革共同の清水丈夫さん、半世紀ぶりに出現」で、次いで2位は2009年11月22日「脱税の無脳科学者茂木健一郎」(注:無能ではない)、3位は2008年2月24日「三浦和義サイパンで逮捕」だった。茂木、三浦ともに世間を唸らせた事件である。特に、悪質だった脳科学者・茂木の脱税については、徹底的にその無神経な姿勢について糾弾した。その他に、2013年9月30日「評価の分れる盗作作家山崎豊子さん」がリストアップされている。

 いずれも世間では名の知られた人たちである。真面目だった清水さんとは異なり、悪質な脱税をしながら見かけだけの反省で今もテレビに顔を出す茂木健一郎、妻を殺害していながら偽装して同情を誘っていた極悪人三浦和義と、力作を書きながら、実は盗作が多かった山崎が次々と著名人の作品を盗作していたことについて、生前松本清張から手厳しく批判されたことにつき批判的に書いた。山崎は、一旦は活動を止めたが、松本が他界するや、松本の悪口を語って文筆活動に復帰する鉄面皮ぶりだった。これらについて正直に事実を書いたことが、多くの人びとに読んでもらえたということであり、嬉しいことである。これからも期待に違わないよう、事実を事実として私なりの筆致で率直に書いて読んでいただけるなら有難いことである。

 それにしてもかつてともにラグビーでスクラムを組んでいた清水さんが、偶々9月に開かれた革命的共産主義者同盟全国委員会で、51年ぶりに姿を現しスピーチを行ったことが、結果的にGoogleに私のブログを注目させるようになったことは、嬉しい限りである。

2020年12月8日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com