4953.2020年12月3日(木) 元旦の母校ラグビー祭例年通り開催

 毎年正月元旦に母校湘南高校ラグビー部OB会は、恒例で湘南ラグビー祭と称してもう長い間現役部員や保護者ともども母校グランドと、その後懇親会というか現役部員激励会を兼ねて食事会を行っている。来年はラグビー部が誕生してちょうど70周年とい節目の年でもあり、新型コロナウィルス禍ではあるが、簡単に中止というわけにも行かず、どうするか気になっていたところ今日OB会長名で少し形を変えて実施すると案内状をもらった。

 これまで室内で行っていた懇親会は、現役を励ます会ということにしてグランドで行うことに決定したという。コロナが気にはなるが、母校はまた創立百周年記念となるダブル祝典の年でもある。私も寄稿したラグビー部創部70年記念誌も発行される。今年も現役部員は県ベスト8を目指していて1回戦は完勝した。しかし、2回戦で負けてしまった。それでも来シーズンへ向けた意気込みは、相当激しいので期待したいと思う。

 現在発行が予定より少々遅れているが、正月には間に合うので新著「八十冒険爺の言いたい放題」を何冊か差し上げようとも思っている。僭越だが、若い人が読んでもかなり面白いと思うし、サブ・タイトルに「~若者とメディアへ」と銘打っているので、「ジャンケンポン! 最初はグー~」でもやって賑わいの場を作っても好いと思っている。生憎昨年免許証を返納し車も処分したので、移動には不自由を感じる。今年は電車で出かけたが、来年も電車で行くことになる。

 さて、近年危惧されている香港の民主化が、コロナ禍の影響とアメリカ大統領選挙のざわつきの間隙を縫って中国の思う壺となってやられている。先月身柄を拘束されていた民主派活動家のリーダーだった黄之鋒氏と周庭さんが、昨日無許可のデモを組織した罪でそれぞれ禁固の実刑判決を言い渡された。特に昨日24歳になったばかりの女性活動家周さんは、日本語も手慣れたもので日本にもファンが多い。周さんは禁固10か月の実刑であるが、初めての収監に心細そうだった。

 去る6月に中国全人代が香港国家安全維持法案を可決して、これまで香港における「1国2制度」が有名無実化されるようになり、香港への圧力が高まり、香港の民主化が懸念されていた。トランプ大統領が再選されていれば、中国政府に対して相当の圧力を加えたと想像されるが、アメリカ政界は選挙後のドタバタでそれどころではない。香港の旧宗主国だったイギリスをはじめ、先進国が中国を非難しているが、中国はいつも通り国内干渉と呟きどこ吹く風と知らぬ顔である。

 心配されるのは、香港の自治が習近平・帝国主義国家によって冒され、香港で「言論の自由」が失われることである。今の中国のやりたい放題の姿勢では、香港の自由と民主化が埋没してしまう。かつてのソ連が、崩壊したように今は中国国家の自然崩壊を待つより仕方がないとするなら、あまりにも夢がない。来年1月にアメリカ新大統領が就任したら、少しは中国に対して圧力をかけてくれるだろうか。

2020年12月3日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com