4950.2020年11月30日(月) コロナの渦中に真子さまのご結婚を認める?

 明日師走を迎える。今日は全国各地で今季最低気温のところが多い。東京の最高気温は15℃だった。

 相変わらず新型コロナウィルスの感染は全国的に拡大して、それに伴って重症患者も増え、大都市のみならず各地で医療崩壊が心配されている。更に経費がかかることも懸念材料である。政府は、「GO TOキャンペーン」の実施と一部中止などにより、新たな追加予算を必要としている。これまで感染症支援対策として各種の補助金、助成金、給付金などを支出してきたが、この他に特別貸付金など資金の供出が必要となった。政府も追加で臨時予算を組むことになり国から給付金を支出することに反対の声は出ない。この緊急事態に臨時支出をすることに当たって考えなければならないことは、この一時的な支出が先送りされて国家の借金となることである。

 これまでも国会議員は、支出には寛容でありながら、これを埋め合わせる財政改革の気持ちが希薄で、借金は増えるばかりだった。それは普段の国家の予算決定に際しても、赤字予算を組み借金を増やしながら、その借金を削減しようとの姿勢が国会議員の間に見られないことでも分かる。緊急事態に際して懐は緩み支出は許されるが、それを取り戻すことに政治家たちは気にも留めていないようだ。こうしてこれまでも日本の国庫には借入証書ばかりが溜まった。いつまで国家財政に対してこんな安易な感覚で取り組もうとしているのだろうか。

 こんな時にまた国の臨時支出問題が公表された。コロナの影響で1年順延されることになった2020東京オリンピックとパラリンピックの、それに伴う追加費用がバカにならないようだ。延期自体に付随する目に見えない費用として、競技会場や練習施設の追加費用、人件費、選手村の二重払いのような支出、選手村を払い下げる予定で入居する家族連れ、その関連費用が相当な金額に上る。表面上はっきりした追加経費だけでも、コロナ対策費を含めて3千億円だというから大変である。当初の予算では開催費用は1兆3千5百億円だったのに加えて前記費用が加算される。これだけ見ても仮に来年オリンピックが再び延期されるようなことになったら、恐らく中止という残念な結論を選ぶことだろう。

 さて、秋篠宮さまの長女真子さまの結婚を秋篠宮さまが、記者会見で認めると発言された。真子さまと婚約者小室圭さんとの結婚が遅れて、破談も噂されていたが、秋篠宮さまが皇室継承順位1位の皇嗣となる立皇嗣の礼も滞りなく終わり、今日55歳の誕生日を迎えるに先立って前記のような発言となった。3年前に婚約を披露され、お2人は仲睦まじく会見をされたが、その後小室さんの母親に芳しくないプライバシーが表面化して、一時的にご結婚はペンディング状態にあった。小室さんは、真子さまと別れてニューヨークの大学で弁護士資格獲得を目指し勉学中である。しかし、2人の絆は強く、周囲の反対の声を抑えて愛を育んでこられた。婚約を発表されてからすでに3年が経ち、ご両親の秋篠宮ご夫妻も娘さんの気持ちを忍び難かったのではないだろうか。いずれ正式に発表されると思うが、お2人の愛情の強さには感動すら覚える。国民も歓迎すると思う。祝典の朗報を楽しみに待ちたいと思う。

2020年11月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com