4925.2020年11月5日(木) わけのわからないアメリカ大統領選

 今日も朝からテレビではアメリカ大統領選の話で持ち切りである。開票結果は民主党バイデン氏がややリードしながらも未だ決定打とはならない。郵便投票はバイデン氏が有利との前評判だったが、実際トランプ大統領がややリードしていたウィスコンシン州とミシガン州で郵便投票の集計が進み、バイデン氏が逆転した。これらを受けて日本時間の今日午后0時半時点では、バイデン氏が264人、トランプ氏が214人の選挙人獲得となり、選挙人過半数の270人までバイデン氏はあと6人まで近づいてきた。これは朝日夕刊から拾ったAP通信の集計である。ところが、今夕のNHKニュースでは、9時の「ニュースウォッチ9」でもバイデン氏253、トランプ氏214だった。NHKのバイデン氏獲得選挙人数は、10時間も経ってなお11人も少ないのである。深夜になってもこのままの数字である。複雑な集計であることは分かるが、これでは何を信用して良いのか分からない。

 それはともかくトランプ氏は一部の州の開票で不正があったとして集計の一時停止などを求める訴訟を起こした。3つの州で法廷闘争へ持ち込んだ。まだまだ難題は尽きない。ある州では郵便投票の受付を12日まで待つようなので、最終集計はその後になる。改めてアメリカの選挙制度の在り方が問われる。

 さて、20日に下肢静脈瘤のレーザー治療を受ける前に今日医師から説明を伺いに東京医療センターへ行った。治療法として外から患部にレーザーを照射するものと考えていたところ、そうではなく、正式には「下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術」という治療で、普通上がる筈の静脈が下がった、つまり逆流なので、下肢の根っこを塞いで上から下がる静脈を止めるらしい。麻酔を何か所かに射った後にレーザーファイバー(カテーテルのようなものらしい)を静脈の中に挿入して根っこまで上らせ、静脈が下がらないよう塞いでしまうようだ。今まで考えていた外部照射とは異なり、これだけ大事だとするとまさに手術である。考えていた以上に大治療のような気がする。しかし、効果はかなり上がるようなので期待したいと思う。

 今日は午前中に内服薬がなくなったので、通い付けの松本整形外科へも行ったが、とにかく混んでいたので、診察は次の機会にして薬だけいただいてきた。医院内のスペースは狭いが、ソーシャル・ディスタンスのため患者が溢れて、外にも待機している有様である。

 ところで、近日出版予定の「八十冒険爺の言いたい放題」の最終原稿について、出版社と連絡を取っているが、最終原稿の組版を終えて最後にもう一度目を通すことになっている。その最終版を明後日までに仕上げて送ってもらい、それを最終的に推敲して一件落着となる。今回は予定以上に手間を取ってしまったが、ここまで来ると1日も早く新本を手に取ってみたいものである。

2020年11月5日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com