4924.2020年11月4日(水) アメリカ大統領選とは?、GO TOトラベルとは?

 昨日行われたアメリカ大統領選の開票が今日行われた。現地時間での最終結果はまだ先だが、朝からテレビ各社は専門家を加えて選挙の途中経過から結果予想に大わらわである。前日までのトランプ、バイデン両陣営の熱のこもった遊説が一層ヒートアップして選挙戦を盛り上げている。開票結果は、終始バイデン候補が僅差ながらリードしていたが、時折攻守所を代えてトランプ大統領が優位に立つこともあった。いずれにせよ郵便投票の結果が遅れて判明するだけにまだ時間がかかりそうだ。

 午後2時半時点で、29人の選挙人を抱える3番目の大票田・フロリダ州でトランプ氏の勝利が伝えられ、その差は予想通りバイデン氏:224=トランプ氏:213の接戦となっている。

 ところが、問題がある。過剰な選挙とその報道は、今世界に新型コロナウィルス感染第2波が押し寄せ、フランスでは1日に5万2千人が感染した状況の中で、イスラム過激派のテロも頻発し、その大統領選一極集中ぶりはあまりにもアメリカ本位の利己主義ではないかと思える。大統領がどちらに決まろうともそれはアメリカの国内問題であるが、今や世界的な差別、分断の問題となっている。今回の大統領選はあまりにも常軌を逸していてその加熱状態は些か異常とも言える。こうなったら早く次期大統領を決めて落ち着いた世の中にして欲しい。そのうえで問題山積の地球上のトラブル解決に向けて各国が真剣に取り組むよう願うしかない。

 さて、昨年私たちは金婚式を迎えたが、夫婦で箱根へ1泊旅行しただけだったので、今年はどこかへ行こうと考えていたところへコロナ感染拡大による自粛で予定も立てられなかった。幸いコロナは未だ衰えてはいないが、幾分感染者数の伸びが落ち着いたせいか、国が観光業・飲食業支援のため「GO TO ~」キャンペーンへ乗り出したので、これに便乗して京都へ行ってみることにした。「GO TO トラベル」は、私自身元旅行業者のくせに、中々実態が分かり難い。報道では、高価な旅行ほどリターンが多いと聞いていたので、近くのJTB自由が丘支店へ大分前にアポを取ったうえで一昨日出かけてみた。予約制なので、店内は空いている。これでは、キャンペーンはともかく旅行業者に期待するほどのメリットがあるのだろうかと気になる。

 JR新横浜から京都まで「のぞみ」往復料金に、二条城前の「ANAクラウンプラザホテル京都」のアッパーフロアに朝食付き2泊で、夫婦2人分正規料金は、125,200円だが、「GO TO トラベル」割引が43,800円で、支払額は81,400円の35%引きになる。更に「GO TOトラベル」の地域共通クーポン券、19,000円分をいただいた。これは、京都市内なら絶対にどこでも使用出来るというものではないようだが、京都駅内の店舗ではほとんどが有効のようだから、タクシー代などに使えなかった場合は、最後にお土産を買えば良いとアドバイスされた。これを金額に換算するとトータルでちょうど5割引ということになる。

 この「GO TOトラベル」で京都をゆっくり見学したいと考えている。今回は、今までの京都旅行とは違って中学生時代に住んでいた桂周辺、特に卒業した上桂中学校(現桂中学校)、旧住宅、西芳寺や嵐山、天竜寺を阪急嵐山線と嵐電に乗って訪れてみたいと楽しみにしている。

2020年11月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com