4844.2020年8月16日(日) 浜松市で今年の最高気温40.9℃を記録

 こう毎日暑いと気持ちが後ろ向きになる。今日は今年最高気温が静岡県浜松市天龍区で記録された。実に40.9℃である、2番目に高かったのは、同じ静岡県浜松市中区の40.2℃だった。今日は全国的に軒並み暑く、35℃の猛暑日となったところが245か所もあった。当分この暑さが続くのかと思うと些かうんざりする。

 猛暑の次に話題となっているのは、相変わらず連日報道されている新型コロナウィルス情報である。先日島根県の高校サッカー部でクラスターがあったが、昨日神奈川県の日本体育大学レスリング部の合宿所で18名の感染者が明らかになった。そんな時に今日天理大学ラグビー部で20名の感染が判明した。170名が合宿所で生活をともにしているので、全部員が検査を受けるそうだが、集団生活を送っている運動部はもう少しコロナを警戒する必要があるのではないか。

 更に気になったのは、昨日迎えた終戦75年に関するニュースである。昨日終戦前日の14日に埼玉県熊谷市が米軍機により空襲を受けたと本ブログに書いたが、同じ14日に大阪市内の京橋駅も1㌧爆弾の空襲を受け、数百人が亡くなったという。繰り返すが、どうして白旗を掲げているような日本に対して、アメリカはここまで無慈悲で無情な攻撃を加えなければならなかったのだろうか。

 一方で日本の安倍首相は、例年通り昨日の全国戦没者追悼式で挨拶された。これまで戦争の痛ましい事実は歴史上の教訓として胸に刻み将来に生かしていきたいというような主旨の発言をしていたが、今年はその文言がなくなった。そして、国際社会の平和と安定、及び繁栄の確保にこれまで以上に積極的に寄与していくと述べたが、これは言われている「積極的平和主義」を訴えたものである。それにしても、国際社会から強く求められている核兵器禁止条約への書名、批准に一向に向き合う姿勢も見せず、核保有国と非核保有国との橋渡しを努めると言いながら、成果はまったく見られない。

 25年前、当時の村山富市首相が、日本のアジア諸国に対する植民地支配を認め、公式に謝罪の意を示した村山談話を発表した。それは、その後歴代内閣が引き継いだことになっているが、昨日4年ぶりに戦争を知らない現職閣僚が4人揃って靖国神社へ参拝した。村山元首相はこの閣僚らの靖国参拝を批判している。予想通りすぐさま中国と韓国が反発した。当然であろう。戦没者に対して安倍首相らは、国のために戦って尊い生命を喪った英霊に誠を捧げると言っているのは、理解出来る。しかし、先の戦争を引き起こし、310万人もの尊い犠牲をもたらしたのは、靖国神社に合祀されている極東国際軍事裁判A級戦犯とされた14人の旧軍人がそのむごたらしい戦禍を引き起こしたからで、普通の市民を慰霊するのは当たり前としてもこういう戦犯たちに対して参拝するのはまったく理解出来ない。14人の戦犯の魂は靖国神社から他の慰霊施設に移してから政治家は靖国神社へ参拝すべきである。

2020年8月16日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com