4808.2020年7月11日(土) 糖尿病からほぼ回復した?

 1か月ぶりに糖尿病専門クリニックに行って診察を受けた。今日もヘモグロビン(HbA1c)の数値は、6.3で、糖尿病境界線の6.4をクリアしているので、3か月連続で安全圏内にいる。体重も自分自身で記憶にないくらい低い数値だった。何と61㎏を切って60.8㎏だった。医師からは食事を量的に抑えすぎると体力が衰えるので、この辺りで減量は止まる方が良いとまで言われた。とにかくヘモグロビンの数値と体重が下がって、いずれも基準内に収まって来たので、タガを緩めてはいけないが、糖尿病患者群から離脱することが出来たようだ。この経緯を人間ドックの際、医師に話したいと思っている。

 先月も好数値に夕食ではほぼ半年ぶりにビールを傾け妻と乾杯したところだが、今日もビールで乾杯ということになった。ところが、うな重を食したせいもあると思うが、入浴前に軽量したところ何と61.6㎏まで戻っていた。まだまだ油断は出来ない。今後医師が回復について何と仰るかを待ちたいと思う。

 さて、昨日から政府は新型コロナウィルス拡大の空気の中で、社会経済活動の段階的再開を予定通り進め、イベント参加者の上限を5千人にまで緩和した。ところが、皮肉なことに東京都内ではこのところ感染者が増え、今日まで3日連続で200人を超えている。特に要注意なのは、昨日記録した東京の243人のみならず、首都圏の神奈川32人、埼玉44人、千葉12人の隣県の感染者も一挙に増えたことである。夜の街関係者と、20代及び30代の感染者が多いことがはっきりしながら、政府が上記の緩和策を打ち出したことが解せない。政府としては、①感染拡大地域での戦略的なPCR検査の拡大、②接待を伴う飲食店のガイドラインの徹底、③保健所機能の強化、の3点を重視すると公表した。これで佳しとしているようだ。しかし、やることがどうもちぐはぐな印象を受ける。この3つの対策程度では、むしろ感染者が益々増え続けるのではないかと心配である。経済活動を損ねたくないという政府の気持ちも理解出来るが、このまま増え続ける感染者にこれという強い対策を課さないと、いずれ近い内にコロナ感染拡大第2波がやってくることは間違いない。

 日本国内のコロナ感染者数の推移は世界的にみて緩やかであり、国際的には相変わらずアメリカが感染者数でダントツで増え続けており、全世界の感染者、及び死者数のほぼ1/4を占めている。感染者数は昨日1日だけで6万3千人も増えており、やはりトランプ大統領のコロナ対策の無為無策がこの結果を産んだと言えよう。トランプ大統領同様にコロナをちょっとした風邪だと軽視していたブラジルのボルソナール大統領は、ついに自ら検査の結果が陽性反応を示した。ブラジルは1日で4万2千人も増えたが、最近特に警戒されているのは、衛生状態が良くない途上国である。インドと南アフリカでは、1日で1万人以上増えた。これらの国では今後益々増える心配がある。そうなると衛生状態が悪いだけに更に連鎖的に感染は広がる。この状況だと、コロナがいつ終息するのかまったく見通しが立たないのではないか。

 これらを考え日本政府としても何とか今の状態を1日も早く終息させるために、強い決意と決断を以てことに当たるべきではないだろうか。

2020年7月11日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com