4725.2020年4月19日(日) 緊急事態宣言の効果表れず。

 昨日の土砂降りから一転して今日は朝から空も晴れ暖かい。昨日は終日自宅に引きこもっていたので、暖かい日差しの中を今日午前中妻と駒澤公園にウォーキングをした。一昨日までは少しずつ人出も少なくなりつつあったが、今日はかなり多くの家族連れや、ジョギングを楽しむ人たちが多く周回コーズを若者を主に年長者まで走っていた。夜7時のNHKニュースを観ていたら駒澤公園のジョギングコースを走る光景が紹介されていた。

 最近NTTドコモがスマートフォンによる位置情報で外出者の動向を公表するようになったが、政府の専門家会議の意向を受けて不要不急の外出の自粛から、現在の外出を7~8割減らすようにとの要望が出されているが、その効果は充分ではないらしい。東京都では、2月1日(土)の平均外出率が52.5%だったが、緊急事態宣言後の4月11日(土)には34.9%となった。それでもまだまだそれほどの効果は表れていないようだ。ただ、新宿や渋谷の繁華街では大分人出が減っているが、亀戸や戸越銀座の商店街などではむしろ人出が増えているというから油断ならない。小池都知事が昼間の商店街の人が行き交う画像を観ながら、まだ効果が上がっていないと残念そうに話していた。

 オフィス街の大手町、丸の内、銀座では平日13~17日の人出は65~68%減っていたので、7割減まで今一息であるが、まだハードルは高いようだ。感染者が減らないようだと医療崩壊が起きかねず、国、或いは都としてはどんな次の手を打つことになるだろうか。

 さて、コロナウィルス救済対策の一環として国民ひとり当たり10万円を給付することが決まったが、その代わりすでに決まっていた世帯ごとに30万円を給付する案が廃案となった。30万円給付案は制約付であまり評判が良くなかったと言われている。それに代わって10万円給付案はより評価が高い。山口公明党代表が創価学会の意向を受けて、安倍首相に直談判でねじ込み、10万円案が採用されたようだが、公明党に良いところを取られたと自民党議員の間では不満が高まっているという。自分たちの考えが実績として評価されるかどうか、ばかり追っている浅ましい姿が映し出されている。「貧すれば鈍する」というところだろうか。

 それにしても一向に明るい展望が見えてこない。

2020年4月19日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com