4724.2020年4月18日(土) 新型コロナウィルス、世界の死者15万人超

 今新型コロナウィルスが世界中で猛威を振るっているが、ついに死者は世界で15万人を超えた。感染者は224万人もいる。死者、感染者ともに一番多いのは、アメリカで死者は3万7千人、感染者は70万人を超えた。

 ところが、世界が新型コロナウィルスを撲滅しようと懸命に知恵を働かせて努力している最中に、近年対立しがちのアメリカと中国の間でお互いを非難し合うコロナ戦争が始まっている。

 そもそもトランプ大統領が、中国はコロナ感染者が発生しても長らく対策を取らなかったと批判して、この感染流行を「中国ウィルス」とか、「武漢ウィルス」と揶揄して呼んだことから、中国側も神経を尖らせていた。アメリカが急激に増えた感染者へのコロナ対応策に追われている間隙を突き、中国が外国に医療物資を送る「マスク外交」を展開して、アメリカは中国がこれを機に世界の覇権を奪おうとしているのではないかと危惧しているとの憶測が流れている。実は、3月にオブライエン大統領補佐官が、「武漢の医師によるウィルス感染の告発が中国政府によって封じ込まれた。中国政府の隠蔽により、世界的な対応が2か月遅れた」と述べた。その翌日中国外務省の趙立堅報道官が間髪を入れず「このウィルスはアメリカ軍が武漢に持ち込んだものかも知れない。アメリカは、透明性をわれわれに説明する必要がある」とのツイートを発して、今それがアメリカ議会でも問題になっている。

 両国ともお互いにさや当てなどをやっている場合ではない。だが、確かにアメリカの言うように、中国の言動には杜撰な点が多い。今日武漢市はこれまでに発表した感染による死亡者数を訂正した。これまで死者を2,579人と公表していたが、それが何と3,869人というのだから一気に死者が増えた。どうしてこれだけの差が出て来るのだろう。すると中国保健当局も中国全体の死者数を4,632人と訂正した。何とも大雑把である。

 さて、国内では相変わらず感染者の増加が確認されている。東京では今日181人が確認され、累計で2,975人となった。クルーズ船の感染者を除いても全国で累計1万人を超えた。深刻なのは、感染者が5千人を超えたのは、初確認から約3か月後の今月9日だったが、その後の9日間で倍増したスピードぶりである。今国を挙げて感染防止対策に取り組んでいるが、現時点では目に見える効果は出ていない。緊急事態宣言が出されたが、感染者の増加に歯止めがかかっていない。

 今日は明け方から激しい雨が降っていたので、ウォーキングはやらなかった。公園で休んでいた人たちも少なかっただろう。今日の感染者は2週間後に判明するそうだから、2週間後感染者は実際に減っているだろうか。

2020年4月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com