4720.2020年4月14日(火) 国会議員の歳費を2割削減

 新型コロナウィルスの暗い話題ばかりで、毎日気分的にもすっきりしない。現金書留を送るため郵便局へ出かけた序でに不要不急の現金の引き出しに某銀行支店へ立ち寄ったところ、何と銀行内へ立ち入ったところで係員から用件を尋ねられ、それを言うと現金引き出しは約1時間待って欲しいと言われて、用件を諦め帰ってきてしまった。こんなことがあちこちで頻発しているのだろう。

 都道府県が緊急事態宣言の発令により、休業を依頼する飲食業界に休業期間中の補償をどうするか各自治体でもバラバラの対応で戸惑っているのが分かる。東京都のように比較的財政的に余裕のあるところは良いが、苦しい自治体では原資が限られている。この間国会議員は何を考えているのか、その動きがまったく見えない。国会議員からは前向きな発言が全然なされないと思っていたので、彼らから何らかのアイディアを期待していた。補償対象となる中小企業経営者らがどう急場を乗り切るかと頭を痛めている最中に、その原資面で何のアイディアもなく、高い収入を得ている国会議員が自分たちこそ率先して腹を切る覚悟を示すべきだと思っていた。国会議員は厚遇されているとの印象があり、ここまで支払う必要があるのかという厳しい声も聞かれる。

 そんな中で今日国会議員歳費を2割削減するという案が与野党の話し合いでまとまったようだ。結構だと思うと同時に、些か行動が遅いと思っている。実際にどれほどの金額になるかは分からないが、国会議員の平均年収額はひとり当たり2千2百万円と言われ、衆参両議員は713名いるので、その総額はおよそ31億円になる。そのくらいの覚悟を示さないと国民も納得しないと思う。

 コロナウィルスの流行に伴い、JR新幹線の先月の乗車率は、前年に比べて各線とも10%前後にまで下がっている。これでは経営的にも厳しい。来月から運行を減らすようだ。日航と全日空も来月から90%減便するというから経営的にも相当厳しいようだ。

 さて、今日は熊本地震が発生して4年である。275名が亡くなられた。熊本城が大きな被害を受け、現在復旧工事が進んでいた最中にこのコロナウィルス騒ぎである。もし、この時期に東日本大震災クラスの大地震が起きたら、負傷者の対応が出来ないのではないだろうか。普段から災害に備えておくことが大切であるが、現在起きている深刻な事態を出来るだけ早く終息させることの方がよほど重要なことだと思う。

2020年4月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com