4675.2020年2月29日(土) 悲観的ではない糖尿病の検査結果

 山内クリニックへ2度目の糖尿病診療に行き、前回21日の血液検査の結果と最近の血圧と体重、更に食事療法について話を伺った。21日以来自分自身で驚いているのは、減量である。68㎏台だった体重が日に日に下がって昨日は僅か1週間程度で66.2㎏まで落ちた。医師に言われたのは、あまり無理して減量することはないということだった。ベルトの穴も一つ詰めるまでに痩せた。やはり食事のコントロールが利いているようだ。医師からは少し量が少ないと言われたほどである。3食ともカロリーと量、そしてバランスを重視して少々少な目のせいか、やや空腹感を感じている。HbA1cは、11.3から10.8にまで下がったが、まだまだ高い。血糖値も何とか490から150にまで下がったが、これとてまだ高い。それでも減少傾向にあることは喜ぶべきであり、これからも長い時間をかけて数値が収まることを期待したいと思う。

 さて、新型コロナウィルス騒動で国内外ともに大騒ぎであるが、他にちょっと気になることが2件ほどあった。

 ひとつは、楽天に対して公正取引委員会が、通信サイト「楽天市場」で一定額以上を購入すれば、送料を無料にすると公表した。しかし、楽天が送料を出店者に負担させることは、自らの強い立場を利用して弱者である出店者に過大な不利益を与えるとして公取委は緊急停止命令を出すよう東京地裁に申し出た。これについては、公取委が独禁法違反の疑いがあるとしてすでに楽天への立ち入り検査を実施したが、排除措置命令まで待ってはいられない緊急性があるとして東京地裁に申し出たものである。急速に事業を伸ばしてきた楽天には、今流行りの「ウィンウィン」の考えはなく、ただ自社さえ利益を上げられれば良いとの勝ち組の傲慢な考えがある。楽天はこのプランを来月15日に実施する意向のようだが、これを排除する誰もが納得できる常識的な結論を期待したいものである。

 もうひとつは、東京地裁で下された判決である。音楽教室で楽曲を演奏する際にも著作権料を支払う必要があるとの判決が下された。日本音楽著作権協会(JASRAC)から著作権料の支払いを求められた音楽教室事業者らが、教室内の演奏には著作権が及ばないことの確認を求めたことに対して、東京地裁は事業者側の請求を棄却した。それぞれ言い分はあると思うが、JASRAC側が主張する著作権法の「演奏権」の解釈がJASRACに有利になっている点に大きく影響されているようだ。スナックやカラオケボックスで歌う楽曲にも、その経営者が利益を得ているとして支払いを請求されている。これらの言い分が分からないわけではないが、子どもたちの音楽教室にまで著作権料の支払いを要求するのは、普通の市民感覚から考えるとどうも理解し難い。

2020年2月29日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com