4668.2020年2月22日(土) メディアから指弾される安倍首相の無法ぶり

 昨日の朝日新聞夕刊「素粒子」欄に安倍内閣に対する極めて厳しいコメントが載っている。

 次のような内容である。「ああ、国家の底が抜ける。首相の『嘘』を正当化する屁理屈。不条理を指摘したホテルに『もう使わない』と。政から民への恥ずべき恫喝。中立たるべき検察首脳人事に介入、法解釈や国会答弁を強引に変える無理を重ねて。この国の法治を踏みにじり。都合の悪い公文書の改竄・廃棄のうえに、日付のない官製『怪文書』まで国会に。歴史の検証に堪えられぬ所業」

 昨今のあまりにも法を踏みにじるような傲慢な安倍首相の無法ぶりに、朝日新聞のみならず、保守系を除くほとんどのメディアから厳しい批判の声が上がっている。不思議なのは、これだけスキャンダラスでアウトロー的言動をすれば、国民の非難と野党の追及が一体となって政権の土台が揺らぐ筈である。それが、近年では閣僚はもちろん自民党内部から問題点を指摘して、首相に責任を問うような動きがまったく出てこないことである。かつては役職に就いている政治家に不祥事でも発生すれば、説明に窮して責任を取る形で辞任するのがひとつのパターンだった。それが安倍首相には、法に触れるスキャンダルに塗れていながら責任を取って辞めようとの気持ちがまったくないようだし、周囲も黙っている。良く言えば腹が座っているということなのだろうが、普通は悪事を重ねながら開き直る、盗人猛々しいということにでもなろうか。

 そして今日の朝刊にはトップページからうんざりするような厳しい論調の記事が見られた。「桜を見る会」について、首相の答弁が政府関係者の証言といくつも食い違いが見られるということである。この状態を本当に放っておいて良いものだろうか。日本の政治も劣化したものである。

 さて、今執筆中のドキュメント作品「八十冒険爺の言いたい放題」(仮題)をざっと書き上げ、校正中であるが、これをどこの出版社で上梓をお願いしようかと考えている折に、パソコン関係、特にホームページなどでお世話になっているITコンサルタントからある出版社を紹介してもらうことになり、今日一緒に同社へ出かけて社長から考え方を伺った。社長は大変意欲的で前向きであり、いろいろアイディアを持っておられる。そのうえ条件面でも希望をかなり受け入れてもらえそうなのでお願いしようかとやや気持ちが傾いている。ただ、以前から新著上梓の折には相談させて欲しいと言っていた大手出版社の編集部長の気持ちを無視出来ないので、近々編集部長の考えや条件をお尋ねしたいと考えている。そのうえで、どちらかの出版社にお願いし、今年夏前には新著を世に出したいと思っている。

2020年2月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com