2741.2014年11月14日(金) 消費増税先送り

 来年10月現在の8%から10%への消費増税を政府は先延ばしする腹を固めたようである。景気がいまひとつぱっとせず、国民の懐具合に余裕がなく、値上げすれば国民から厳しい批判を浴びることははっきりしている。

 これで財政再建が再び宙に舞うことになり、財務省から値上げ実施を迫られ、同じく財界からは既定路線の値上げを先延ばしすることに否定的な声が聞かれる一方で、政府自民党はマニフェストに盛られた値上げを実施するより国民の拒絶反応を汲み取り、ここは衆議院解散を挟んで値上げをその先へ延ばすことにほぼ腹を括ったようだ。

 17日にオーストラリアから安倍首相は帰国する。その後一気に総選挙までの日程を公表するのではないだろうか。いつもながら政治家の決断は、国民のためと言いながら、実は自分たちの都合だけを優先して考え、実行するパターンの繰り返しである。今度も定数削減の見通しが立たず、消費増税で国民の批判を受けて次の選挙で苦戦するより、選挙を潜り抜けてそのうえで消費増税を実施しようとの魂胆である。

 さて、今日六本木アークヒルズで恒例の東京湘南有志会が開かれた。今年は例年より出席者が少なく、30数名だった。佐々木信也さんも出席の予定だったが、来られなかった。幹事の一人も健康上の理由で不参加となった。少々年嵩の増している会員が多い中では不参加者が増えるのもある程度止むを得ないのかも知れない。

 先の出版記念会に出席していただいた湘友会前会長と現会長、元湘南高校長も出席された。そこで有り難いことに拙著を紹介する時間を与えていただきPRをすることができた。やはり母校に関する情報には皆関心がある。拙著に関心を寄せてくれたのは、やはり拙著の内容が母校にまつわる話が多かったからである。パンフレットは持参したが、書自体はほんの数冊持って行っただけだったので、3冊しか販売することはできなかった。それでも会員の間にPRすることはできたと思う。母校関係者ばかりでなく、その他の方面にもまだまだPRする機会はあると思っている。

2014年11月14日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com