2753.2014年11月26日(水) 日本ペンクラブの組織改革について

 今日は午後NPO法人JAPAN NOW観光情報協会の理事会に出席してから、毎年東京会館で恒例となった「ペンの日」の催しに参加した。

 前者は会員数が徐々に減少し、財政的にも苦しくなる中で、どういう企画を打ち出すかについて理事長以下で話合ったが、これという決定的なアイディアが中々出されない。しかし、須田寛・JR東海相談役が大学の観光学部などとタイアップして観光振興を訴えるようなイベントを考えてみてはどうかとのサジェスチョンを提案された。かつては、立教大学は協会の1支部だった経緯もあるので、当面立教と縒りを戻すことを考えようということになった。

 「ペンの日」イベントでは、親しい会員と交流を深めることができた。終わってから有楽町近くのニュートーキョーで、ペンクラブの現状と来年2月の理事選について話し合い、今度改正される規則により、30人の理事が新たに選挙で選ばれることになるが、その内10人は浅田次郎会長の推薦になるようだ。残り20人が改選される理事ということになる。現状が必ずしも本当にペンを改革しようという理事ばかりではないので、どうにかしてペン発展のために改革してくれる理事の選出が望ましい。

 それにしても現在40人の理事の内、10人が会長推薦理事である。全体の理事数が10人減っても会長推薦理事が10人で旧来と変わらず、むしろ会長推薦の比重が一層高まるわけである。普段民主的なことをアピールしているペンクラブにしてこの有様である。大体会長推薦理事なんて制度としておかしい。この制度を全理事が会員の投票によって選ばれるようでないとペンは決して民主的な組織とは言えない。課題は山積みであり、容易に変えられる下地があるのになおざりにされている現状から察するとペン内部には、怪しげな魔物が住んでいるということになるのではないか。

 前途多難ではあるが、これは何とかして改革する必要があると考えている。

2014年11月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com