4606.2019年12月22日(日) 小学校クラス会に9人が集う。

 恒例の小学校クラス会「和会」がJR常磐線柏駅近くのフグ料理店で開かれた。幹事役の高橋繁くんが柏市内に住んでいることと、彼が脊椎性狭窄症であまり遠出が出来ないということから、最近はほとんど柏市内でクラス会を開いている。卒業したのが千葉市立幕張小学校で、クラスメートも大分千葉市内に居住しているが、敢えて柏まで出掛けたのもそういう事情による。今日は男女併せて9人が参加した忘年会となって、自慢のフグ料理に舌鼓を打った。全員同じ年齢で81歳ということから、健康と趣味の話が多かったと思う。大体半年に1度行うクラス会だが、今年は1月、7月、12月と3回集まったことになる。1年前に常連の女性が1人亡くなり、寂しさが募って来る。我々もいつまでこのままの健康状態を維持出来るかは何とも言えないが、元気でいるうちは、出来るだけ機会を作って会おうというのが結論である。

 さて、ある月刊誌を読んでいて「キーエンス」という優良企業が専門家筋で注目されていることを知った。工場などの自動化に欠かせないFAセンサーなどを手掛ける検出・計測制御機器大手企業だそうである。11月に上場来最高値を更新して時価総額が9兆円を突破して東証1部で4位に浮上したらしい。驚くのが、その収益構造で売上高営業利益率は今年3月期に54.1%で、自己資本比率は9月末時点で何と95.3%だというから真っ青である。

 しかも総資産1兆7千億円のうち75%が現預金や有価証券だという。借金はまったくなく、何もせず5年は遊んでいられるし、1千億円規模の赤字を10年以上垂れ流してもびくともしないというから恐れ入る。こんな企業が実際に存在すること自体理解出来ない。なんでも付加価値を生み出す経営を目指して企画段階で粗利が80%以上でなければ取り合わないそうだから、社員へのプレッシャーも大変なものではないだろうか。当然のことながら従業員の平均年収も国内最高水準で2,110万円(平均年齢35.8歳)だという。もちろんそれなりのノルマがあるようだが、それでもあまり辞める社員はいないようだ。それにしてもよくもこんなに儲かる企業が世知辛い世に誕生するものである。

2019年12月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com