4602.2019年12月18日(水) 再来年度から大学入試はどうなるのか。

 再来年1月の大学入試センター試験にあれこれ騒がれながらも導入予定だった国語と数学の記述式問題について、昨日萩生田・文部科学大臣は採点ミスを完全になくすには限界があるとして見送ることを発表した。

 大学入試改革は、すでに英語の民間試験を採用することが見送りとされ、もうひとつの目玉だったこの国語、数学の記述式問題も見送られたことによって、再来年度以降の受験生にとっては、当分気持ちが落ち着かないほど影響を与えることになる。文科省が言い出したのは、入試の公平性と公正性の確保だった。一発勝負のような試験問題を避けて出来るだけ能力が出せて公平な試験制度を実施しようと計画した。しかし、これから新制度を採り入れることによって果たして公平に「思考力」「判断力」「表現力」を汲み取ることが出来るかどうか疑問が生じた。今後改めて現行制度を見直したうえでやり直し、いずれは公平と公正な試験を行って欲しいと願う。

 現在高校2年生の孫娘がこの入試改革に直面することになるが、結果的に新制度が中止に決まった。これから大学入試に向き合うことになるが、些か気になるところである。

 それにしても文部行政について大臣が中止を判断して、それまでの経緯について文科省職員に責任をおっ被せるような狡い逃げの発言は止めてもらいたいものである。

 さて、毎年恒例となった大学ゼミの仲間と牡蠣を食べる「牡蠣の会」を予定通り下北沢の‘JACK POT’で楽しんだ。例年なら10名は集まるところだが、今年は仲間内に不幸もあったせいもあり僅か5名しか集まらなかった。下北沢駅周辺環境が駅の改修工事と駅前の開発工事で1年前に比べて大きく変わっており、‘JACK POT’へ行くのに往生した。何度も来た場所なのに随分歩き回り駅周辺で45分程度費やしてしまった。これも年齢的なマイナス要因だろうか。牡蠣を売り物にしている店だけに、料理は美味しかった。今年は互いにもう会うことはないと思う。来年も元気に楽しく交流が続けられれば良いと思っている。

2019年12月18日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com