恒例の湘南ラグビー祭に出かけたが、例年なら隣に座っている筈の和田さんの体調が良くないため、お迎えに上がれず、結局ひとりで出かけることになった。つい気の緩みと言おうか、いつもより30分遅く家を出たが、第3京浜高速道を走ってから忘れ物を思い出した。後輩との懇親会に抽選で5冊上げることになっていた拙著を忘れてしまったのだ。直ぐ川崎インターで降り自宅へリターンするという新年最初のチョンボをやらかしてしまった。これで更に30分遅れて、湘南に到着したのは11時だった。すでにOBチームと現役チームの練習試合も真っ盛りだった。現役チームも力をつけているが、まだまだOB若手チームには勝てるわけではなく、好勝負ではあったが、結局OBチームに軍配が上がった。
練習試合後OB総会が開かれたが、大きな懸案事項としては来年ラグビー部創立65周年を迎えるに当たって、①記念誌の発行、②今年7月に記念交流試合を行うことが決まった。②については、対戦相手を埼玉県立浦和高校に決めて話を進めようということになった。浦高は昨年花園大会に2度目の出場を果たした強豪校であり、相手にとって不足はない。総会で正式に決め、その後の懇親会で発表した。浦高がかなり手強い相手であることを承知している現役部員たちは、一瞬驚いたようだったが、まったく勝てない相手というわけではなく、腕をさすって出番を待つというところだろう。また、グランドは決定していないが、一応藤沢市内の秋庭台運動公園を考えている。後輩たちにとってこの試合は大きな励みになるだろう。特に、今月12日に法政二高グランドで行われる新人戦トーナメントでは、現在ベスト16にまで勝ち上がっており、関東学院六浦戦に勝てばベスト8に進出できる。その意味でもベスト8に勝ち残れれば、浦高戦だって勝てるのではないかと期待している。
その後のOBと現役部員、そして保護者を交えた懇親会では、拙著をジャンケンで5人の部員に贈答することになった。最初に「冒険心と行動力」の奨めをひとくさり述べてジャンケン。3人の部員と2人の女子マネージャーに当たったので、署名をしてあげた。
毎年のことであるが、お母さん方が作ってくれる山盛りのカレーライスを仲間と打ち解けて和気藹藹のムードの中で先輩も後輩もともに歓談するのは楽しいものだし、実際見ていても楽しい。
やはりラグビーは楽しい。何人かの部員に、ラグビーをプレイした結果のメリットと功徳を散々話してあげた。彼らもラグビーは止めないと言っていた。一度ラグビーの面白さとメリットにとりつかれたら、とても止められない。今日は改めてそんなラグビーの魅力を再認識させられた。