今日で2020年東京オリンピック・パラリンピック開催まで、残り2020日となった。私のこのブログも2800回連続ときりの良い数字となった。オリンピックが開催される頃には、連続5000回が目前である。何とかクリアし、出きれば翌2021年の母校湘南高校創立100周年まで続けたいと思っている。
ついては、今日は「全国的に」成人の日でもある。ところが、地方によっては公式祝賀行事とは別に今年20歳、つまり大人になった若者の不作法がしばしば興味本位に取り上げられている。最近では一部の地区では、外見上わけの分からない派手な服装で、頭髪は総天然色の大虎刈りにし嬌声を発し、他人の迷惑にはお構いなく暴れまわっている。最近ではふざけたパフォーマンスは年々エスカレートするばかりである。
時代が変わったと言えば、そう言えるのかも知れないが、今から56年前私も成人式を迎えた。だが、浪人生活2年目で切羽詰まっていたこともあり、目先にある受験だけを考えて、遊ぶことや受験勉強以外のことに関わることなぞ考えられなかった。早く志望大学にパスしたい一念だけで必死になっていた。
常識的な社会のルールやお行儀をお説教する是非は別にしても、私には或いは自由奔放に振る舞える彼らに対して、多分羨ましさやひがみ根性のようなものがあるのかも分からない。それにしても馬鹿騒ぎをしている彼らは全体から見ればほんのごく一部だろうが、これから大人の世界へ足を踏み入れようというのに、思慮もなく、まともな意見を主張することもなく群れをなして世間に対して悪ふざけをして存在感を示しているのはどうにもいただけない。実に嘆かわしい。
さて、パリのテロ騒ぎは世界中を驚かせ、沈痛な気持ちに陥れた。昨日はパリ市内の犠牲者を悼むデモは、オランド大統領を始め、イギリスのキャメロン首相、ドイツのメルケル首相、イスラエルのネタニヤフ首相、ヨルダンのアブドラ国王夫妻、パレスチナ自治政府のアッバス議長らを先頭にパリ市内だけで160万人の市民が参加し、フランス全土では370万人が参加したと言われている。パリ市内のこの人出は、第二次世界大戦終戦時のフランスのドイツに対する戦勝祝い以来だそうである。当分このテロ後遺症は収まりそうもない。
今日は久しぶりにラグビー部後輩たちの公式戦を応援に出かけた。これまで何度も応援に行ったことがある法政二高グランド(於 川崎市武蔵小杉)で、新人戦3回戦の相手は関東学院六浦高である。現OB会長の門田氏を始め、面倒見の良いOBの大石氏、名取氏のほかに前々代校長の川井陽一先生が来られたのには驚いたし、すでに校長職を辞められたのに前職高校の生徒たちを応援に来られる熱意に感心させられた。チームにも大いなるパワーを与えてくれるに違いない。
試合は互角勝負の場面もあったが、結局フォワードの非力さと、タックルの甘さを衝かれて健闘空しく敗れた。スコアは前半21-5、後半27-7の計48-12だった。好プレイも随所に見られたが、ちょっとチョンボが多かったような気がする。川井元校長はしきりに好い試合だったと評価しておられたが、もう少しまとまれば勝てない相手ではなかったと思う。5月開催の春季大会で関東大会への出場校が決まるが、現状ではまだ厳しいような気がする。