4244.2018年12月26日(水) 心が満たされ、楽しかったクルージング

 アラームを6時にセットして目を覚まし窓から外を覗くが、まだ外は暗い。船はまだ東京湾には入っていない。やがて少しずつ明るくなると東京湾から右舷に房総半島が見え始める。左舷には三浦半島観音崎が見えた。東京湾内に入ると随分多くの船が走っている。大型客船、タンカーなどが四方八方帆走しているが、これでは衝突事故も起こりかねないのではないかと少々気になった。海上保安庁では当然承知していると思うが、海上交通整理はよほど念入りにされているのであろうと感じた。

 朝食もディナーに劣らず中々立派なもので、食べきれないほどだ。展望の利く船尾のレストランで東京湾を眺めながら、洒落たbreakfastをいただくのは何と気分のすっきりすることか。この時間帯は船首部分の展望室でカフェを自由にいただける。9時に横浜港へ着港するということから8時には下船に備えて船内をぶらぶらする。乗船時間は22時間だったが、上等な食事とスタッフの心の行き届いたサービス、船内でのエンターテイメントなど充分楽しませてもらった。下船する下船口で船長以下が並んで乗客を送り出している。そのひとりに昨日挨拶いただいた川野ゼネラルマネージャーがおられたので、お礼旁々近々「にっぽん丸」を扱ったエッセイを書くことを約束する。妻も随分喜んでいたし、私も満足感をたっぷり味わうことが出来た。やや高価ではあるが、その気になればこんなゴージャスな気分になれるツアーも身近にあるのだと、改めてクルージングの楽しさと面白さを認識させられた。

 神戸港で前泊したために、幸い神戸北野異人館も訪れる機会を得た。神戸ポート・タワーにも昇った。神戸市内を巡回する観光バスにも乗った。名物の神戸牛も味わうことが出来た。クリスマスを挟んで充実した3日間を送ることが出来た。果たしていつかまたこのようなチャンスに恵まれることがあるだろうか。あまり期待しないで、時を待とうと思う。

2018年12月26日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com