4116.2018年8月20日(月) 外国IT企業、日本で過少納税

 外国のインターネット通販企業日本法人からは、普通の日本企業のようには法人税を徴収出来ないとは知らなかった。一例を挙げればアマゾン日本法人は、日本で事業を展開して昨年は1兆34百億円を売り上げ、5年前に比べて1.5倍に伸び今では高島屋百貨店をしのぐ規模だという。しかし、14年に売上高でアマゾン日本法人が支払った法人税はほんの11億円で、同規模の国内小売業の約10分の1だという。聞くところによるとアマゾンのネットを使用した販売システムが「知的財産」に当たるとして、アマゾン本社が日本法人から多額の使用料を受け取り、そのため日本法人の所得が圧縮されて法人税額が減っているのだという。これには国税当局も思案投げ首のようである。日米租税条約でアメリカの企業に支払われる知的財産の使用料には課税出来ないことになっているからで、こればかりは現状国税当局も打つ手がないようだ。EU諸国も一般の企業の実行税率が平均23.2%に比べて、デジタル事業を営む企業のそれは平均9.5%で困っているようだ。過去に決められた課税ルールは今のデジタル社会に適合していないという識者もいる。今後外国のネットビジネスが国内で広がるに従いそれらの企業から徴税出来ない心配がある。こういう理不尽な税不公平については、財務省は先進国ともっと密に話し合って誰もが納得出来る公平な徴税システム案を検討すべきではないか。公文書を改ざんしている暇なんてないではないか。

 さて、普段健康上格別問題はないが、傘寿を目前に身体の一部に時々不具合を感じることがある。今月1日に慶応病院で人間ドックを受診した際、前立腺の数値PSAが高めであり、この2、3年と同じように専門医の診断を仰ぐようアドバイスされた。昨年、一昨年も泌尿器科で再検査をしたところ問題ないということになった。今年も近々泌尿器科で診てもらおうと思っている。

 もうひとつ要注意とされたのは、右足がむくんでいるので、内外科で専門的に診てもらうようにとのサジェスチョンだった。お盆休み明けの18日(土)にいつも診てもらっている松本整形外科に相談したところ、大分腫れて熱もあるらしいので、すぐかかりつけの森内外科へ行くように勧められ、森医院で血液検査をしてもらった。今日その数値結果を教えてもらったが、心配するには及ばないと言われてホッとしているところである。右膝にもやや痛みを感じて、このところ毎日湿布をしている。やはり加齢からくる症状なので、無理をしない程度に様子を見ながらウォーキングや健康体操を心掛けることが、痛みを昂進させないことにつながる。このまま膝の痛みがしばしば出るようだと、これから海外へ出かけることにも気持ちが引けてくる。これが一番怖い。

2018年8月20日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com