駒澤大学の公開講座前期は今日が最終日で、山田克講師の「現代ジャーナリズム論」が今期最終講座になる。山田講師は毎回昔の貴重な資料をよく提供してくれる。今日は日中戦争開戦時の盧溝橋事件や、爆弾3銃士戦死の新聞コピーを主に配布してもらったが、やや読みにくさはあるもののとても参考になるものだ。爆弾3銃士なんて子どものころ両親から度々聞かされていたが、国や新聞社が名誉の戦士を遂げた爆弾3銃士にかなりの義金を送ったことなど興味深い。朝日新聞1社で当時の3000円も義金をしたというからすごい。これらは共同通信社が各新聞社に配信したニュースをまとめて毎月3回発行していた「共同旬報」なるものが原典である。普通一般の目には入らない記事で大変珍しい。秋の後期講座に期待が持てる。
夕方は、代々木へ移動して「知的生産の技術研究会」久恒啓一理事長のブログ5000回を記念した「知研」主催のセミナーで「SNS時代の知的生産の技術~継続は力なり」の講演会に出席した。理事長は「今日も生涯の一日なり」というブログを実に5000回に亘って書き続けている。13年8カ月もかかって、今まで生きた人生の1/5を費やしたと言っておられた。実際「久恒啓一図解WEB」の説明を聞いて、その情報量の多さと多彩さ、プライベートな資料の蓄積には驚いた。私のHPなぞ足元にも及ばないことを痛感した。とにかく小学生時代の通信簿と担任の講評、同じく絵日記なぞはあまり保管している人はいないのではないだろうか。人生を良い意味で計算づくめで生きてきた計画性にも敬服した。正に継続は力であり、私自身も中学生のころより日記を書く習慣を身に着けて、今日このブログ「ご意見番の意見」を12年間連続して書き続けているが、それも書くことが習慣となりノルマのような感じとなって書くことに抵抗がなくなったことが大きい。理事長のWEBは、自然体のまま5000回に達した印象があり、授業を持ちつつ多摩大副学長という多忙な職にありながら「継続は力なり」を実践していることに感服している。
改めて理事長のWEBをじっくり拝見してみたいと思う。今日は今月上梓された著書「偉人の誕生日366名言集」をいただいた。これも気軽に読んでみようと思っている。
私自身のブログは、今後どこまで書き続けられるか分からないが、拙い文章でも読んでくれる友人たちがいる限り、このまま根気強く書き続けていきたい。