4067.2018年7月2日(月) かつての健康優良児も下り坂へ

 戦時中の小学校入学から高校卒業までの12年間を無遅刻無欠席で通し、子どものころから自他ともに健康優良児と認めていたが、このところ膝が痛み出して先日整形外科医に相談したところである。その後痛みが出たり消えたりでちょっと歩くのにも苦労するようになった。日によっては痛みが消えるが、再び痛み出す。特に階段の昇り降りに苦労する。近日また整形外科医と相談しようと考えている。

 それに歩調を合わせるかのように3日前に上の前歯に痛みが走った。そこは入れ歯で、食事や硬いものを噛むのに悩むのではないかと心配していたが、幸い昨日辺りから次第に痛みが薄らいできた。だが、気にもなっていたので都内でも今年最高温度の暑い中を今日代々木の係りつけの歯科に具合を診てもらいに行った。それが不思議なことに、心配していた上の前歯よりも下の本物の前歯に問題があるとして、2枚もX線の写真を撮り事情を説明された。明日自宅にある予備の入れ歯を持参して、本物の歯にどういう治療をするかということを話し合うことにしている。

 それにしてもこんな風にかつては考えられなかったような健康問題で悩むようになるとは、少々情けないと思っているが、これも高齢の成せる技だろうか。

 さて、メキシコで大統領選挙の結果、新大統領が選出されたようだ。新たに大統領に選出されたのは、アンドレスマヌエル・ロペスオプラドールという長い名前の元メキシコ・シチー市長である。4年前に創立されたばかりの左翼政党の党首で、左派政党が1929年以来政権を握っていた制度的革命党(PRJ)を倒したのは、メキシコ歴史上初めてである。これまで対米弱腰のペニャニェト大統領のやり方がメキシコ国民には不満だった。大統領交代は、北米自由貿易協定(NAFTA)への強い不満からこの再交渉に影響を与えると見られている。更に深刻なのは、アメリカのトランプ大統領がメキシコ人ら中南米移民を侮辱する発言を繰り返していることにペニャニエト大統領があまりにも弱腰だと批判している。このままだと、アメリカとメキシコの外交関係はかつてないほど深刻な問題になるのではないか憂慮される。

2018年7月2日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com