4065.2018年6月30日(土) 長崎と熊本の潜伏キリスタン遺産が世界遺産に

 ユネスコの世界遺産委員会が、今日日本の「長崎と天草地方の潜伏キリスタン関連遺産」を世界文化遺産に登録することを決定した。日本の世界遺産は22カ所になった。その中で私が訪問・見学したのは15カ所目になる。今回登録された潜伏キリスタンは12カ所の遺産が含まれている。そのうち見学したのは、在職中仕事で訪れたことがある①平戸の聖地と集落、②天草の崎津集落、③大浦天主堂の3カ所である。これで訪問世界遺産は192カ所になった。目標の200カ所まで残りあと8カ所まで迫ってきた。今年か、遅くも来年中には何とか目標を達成したい。

 さて、今日警視庁から1通の書状が郵送されてきた。普段はまったくお世話になるところではないので、首を傾げながら開封してみると「臨時認知機能検査通知書」と書いてあり、指定日に認知機能検査を受けるよう通知するものだった。何のことはない、車運転の免許のために必要な認知テストを受けなさいという通知書である。天下の警視庁が脅迫まがいのことまで書いてある。もしこの検査を受けなかったら、自動車運転免許を取り消すと書き添えているのだ。その理由として「認知機能が低下した場合に行われやすいものとして政令で定める違反行為をしたため」と認められている。

 すぐに思い当たった。今月5日夜間に知人を自由が丘駅へ車で送った際、駅前広場へ入る手前で一時停車を怠った現場を警察官に見つかり、「一時停止」違反として交番へ連行され聴取された事象である。その場で7千円を納めて書類に署名、捺印させられたが、それで終わりだと思っていた。

 ところが、高齢者となるとそう簡単には許してくれない。最近高齢者による運転事故が頻発しているからである。一番多いアクセルとブレーキの踏み間違いは高齢者認知症によるケースが多いとされているが、信号無視も高齢化に伴う認知症現象と見られているのである。言い訳を言えば、その現場に「一時停止」の標識があることはそれまでまったく気が付かなかった。翌日現場で確かに標識が掲示されているのを確認したので、違反に問われても仕方がない。このまま検査を受けないで来年の免許期限前に免許を取り消されるより、素直に検査を受けた後80歳になる今年いっぱいで免許を返納する方がすっきりすると考えている。

 それにしても次第に身体で感じる高齢化も然ることながら、別の面でも傍から高齢者を意識させられるようになったものである。

2018年6月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com