4008.2018年5月4日(金) 驚いたイチローが交わした新契約

 今朝のニュースでちょっと驚いたのは、今年MLBシアトル・マリナーズへ復帰していたイチロー選手が、突然チームの会長付特別補佐(Special Adviser for the President)に就任する半永久的な契約を交わし、今シーズンは今後試合に出場しないことに決まったことである。些か分かり難いが、評論家らはこれまでケガをして欠場していた選手が復帰するのに伴い、マリナーズとしてはイチローをマリナーズにおける過去の実績から、マイナーへ落とすわけにいかず、チームがイチローと話し合った結果、選手たちの相談役になってもらおうと出した結論だろうと語っていた。今シーズンは今後試合には出場しないが、他の選手たちと一緒にトレーニングしながらいろいろ相談に乗る役割で全試合に選手と帯同するという。今年はダメでも来年チャンスさえあれば、再び試合には出場出来るとの契約だが、それは今年44歳となり、もう絶頂期の活躍を望めない現在では難しいと思う。それにしてもこういう形で過去の栄光をリスペクトしてくれるというのは、選手にとっては嬉しいことだろう。新人王、2度の首位打者、シーズン最高打率、MVP獲得、通算3000本安打、など数々の偉業が改めて見直されることになる。なお、これでイチローの日本球界復帰の芽はなくなった。

 さて、吉祥寺雑学大学で存じ上げている一級建築士の山本富士雄さんが、熊本城復元支援チャリテイ・コンサートにテノール歌手として出演すると案内をいただいていた。山本さんは日頃建築家として数々の実績を残されご多忙ながらも、余暇には母校稲門会のアマチュアグループで長年に亘ってコーラス活動を続けてこられた。

 期待しながらコンサート会場の武蔵境の武蔵野スイングホールへ妻と出かけた。想像以上の評判らしく約200客席は立錐の余地なく、ステージ上の臨時椅子席で20人ほどのファンが聴いていたほどである。山本さんは今年83歳であるが、朗々と唄われ、もうひとりのテノールの方や、プロのソプラノ歌手、ピアニスト、フルート奏者も人気のオペラ曲を唄われたり演奏されていた。特にびっくりさせられたのは、山本さんが「椿姫」をプロの歌手とデュエットで唄われたことである。まだまだお元気のようだ。来年もコンサートを企画すると仰っていたが、楽しめる企画なので、これからも声援がてら鑑賞に出かけたいと思っている。

2018年5月4日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com