3897.2018年1月13日(土) ラグビー日本選手権に思う。

 今日も昨日同様相変わらず厳しい寒さである。

 快晴だが、その寒い中を秩父宮ラグビー場でラグビー日本選手権決勝戦が行われた。スタンドはラグビーファンで溢れんばかりだった。終始スタンドを沸かせるようなプレイが繰り返され、昨年に続いてサントリーがパナソニックを破り2年連続で日本一のタイトルを獲得した。テレビで終始目を凝らして観戦していたが、ノーサイド直前には一進一退の展開が手に汗を握る熱戦となり、久しぶりにラグビーの醍醐味を堪能した試合だった。スコアは12-8でサントリーが勝ったが、あと1トライを取ればパナソニックの勝利となったほどの接戦だった。最近実戦観戦から足が遠のき、テレビ中継でも最後まで観続けることが少なくなったが、今日ばかりは日本一決定戦に相応しい試合でノーサイドまでテレビにくぎ付けだった。

 実は最近のラグビーについて少々気になることがある。近年は大学チームにも外国人選手が増えたが、社会人チームとなると主力にラグビー強豪国の代表選手をメンバーに加えているチームが多いことである。今日も両チームともに有名無実化した外国人選手制限枠があるのかないのか分からないほど外国人選手が中心となって活躍していた。ワールドカップを睨んで実力向上を目指すなら、輸入選手が増えるのはある程度当然かも知れないとは思っている。しかし、あるべき姿としては日本選手権に外国人選手ばかりが活躍するのでは、ちょっと寂しい気がしている。

 外国人選手が増えて、実力向上に資するならそれはそれで佳しとして、些か気になるのは外国人選手にはジャージーの袖や首回りから見える腕、首に入れ墨(タトゥ)が目立つ選手が多いことである。特に島国のフィジー、サモアや、トンガ辺りから来ている選手の中に入れ墨選手が目立つ。何年か前に日本ラグビー・フットボール協会長の森喜朗元首相に直接お尋ねしたことがある。せめて入れ墨選手は、入れ墨を人目に付かないよう隠す配慮をしてもらえないだろうか。その選手だけは長袖のアンダーシャツで入れ墨個所を覆うことは出来ないだろうかと。森会長は、彼らの国にはそういう入れ墨の習慣・風習があるのでそれを隠すのは難しいとのご返事だった。それならかつてのジャージーが長袖だったように、入れ墨選手のいるチームは全員が長袖ジャージーを身に付けてプレイしたらどうかと思っている。ラグビーは割合インテリ層に好まれるスポーツだけに、私同様入れ墨を見えないようにすることを期待しているファンが多いと思う。ちょっと見苦しい入れ墨姿を隠す手段はないものだろうか。

 さて、問題児のトランプ・アメリカ大統領がまたもや下品な行動で物議を醸している。今度問題を起こしたのは、国内及び国際的な問題である。国内的な問題とは、大統領選前に大統領と元人気ポルノ女優が性的な関係を持ち、口外しない約束で大統領が口止め料を支払っていたことがウォールストリート・ジャーナル紙で報じられたスキャンダルである。もうひとつの国際的な問題となったのは、ホワイトハウスの会議でハイチやアフリカ諸国を「屋外便所のような国々」と呼んだと伝えられたことから大統領は人種差別主義との批判が広がったことである。いずれも大統領は若干ニュアンスが異なるなどとして否定しているようだが、それにしてもよくもこれほど非常識な言動をしてくれるものである。流石にアメリカ国内でも呆れて大統領としての資質を問題にする動きも出ているようだ。トランプ大統領の非常識に比べれば、わが安倍首相の方がまだましだと慰めるよりないか。

2018年1月13日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : mr-kondoh.com