昨日から日本全国を寒波が襲い、就中日本海側では九州まで豪雪にやられている。新潟県では信越線列車が途中で動けなくなり、停車したまま夜を明かした。車内にはかなりの乗客がいたが、お互いに座席を譲り合っていたという。こういうおもいやりは麗しいものである。北陸道では一部車両通行止めとなり最大で410台もの車が立ち往生した。北海道・幌加内町では今日最低気温零下25.4℃を記録し、沖縄にも霙が降った。明日は大学入試センター試験が全国で行われるが、受験生も明日の天候を心配している。奈良にいる孫も明日受験するが、無事受験出来ることを祈るばかりである。
風こそないので助かるが、寒波は今日も激しく外出するのも二の足を踏むところであるが、高校の友人、大塚武夫氏に相談ごとがあったので、呼び出して自由が丘駅まで来てもらった。昨年10月末の高校同期生会以来の再会である。駅前の天麩羅店「天一」で昼食を取ったり、カフェでコーヒーを飲みながら、ペンクラブの会計面で仮払金の処理方について意見を聞く。15日にペンクラブ財務委員会が開かれるので、その際建設的な意見を具申したいと考えている。大塚氏は一橋大学の同級生が集まる会合で度々持論を開陳していると聞いている。今日彼から珍しい占いのお説を承った。
我々2人はお互いに今年傘寿を迎えるが、誕生日は僅か2日違いである。中々理解するのが難しいが、彼の説明によれば、今年はお互いに「辰巳天中殺」ということになり、運命のリズムとしては狂いがあるかも知れないので用心が必要ということらしい。特に、今年と来年は「価値あるものの獲得、或いは時間をかけて学ぶべきものを発見」することが出来るということで、好調期にいながら運命の大揺れが起こり、運勢の上下、浮き沈みが非常に粗いということでもある。気をつけなければいけないということのようだ。謙虚に受け止めたいと思っている。
今年は大きな目標としては、これまで半世紀以上に亘って出かけた海外武者修行体験とメディア報道に対する所感をまとめた作品を上梓したいと考えている。更に来年上梓を予定している岡本太郎、藤山一郎ら100年前の慶應幼稚舎仲良し4人組のノンフィクションにもボチボチ手をつけようと考えている。
油断さえしなければ、幸運も捕まえられる可能性もあるようなので、チャンスは逃さないようにしたい。
それにしても運勢などにはほとんど無関心の私に反して、大塚氏はよくもこれだけ入れ込んで広く研究するものだと感心するばかりである。