82年前の今日(実際には26日だが昨日が日曜日のため、今年は27日)日本ペンクラブが誕生した。初代会長は島崎藤村だった。以後2代目会長は正宗白鳥、3代目志賀直哉、4代目川端康成、5代目芹沢光治良と錚々たる文豪が会長職を務めた。
その記念すべき日に因んだ今日は恒例の「ペンの日」である。午後如水会館で理事会が開かれた後、懇親会が開かれた。未だ理事会のペースに馴染めない。どうも歩調を合せにくく、何となく付いていけないような感じになる。こう言ってはことは解決しないので、今後少しずつでも慣れて言うべきことを言って、改革するよう努めたい。
一番気になるのは、理事会で予め議案が決まっていることである。理事会の上に常務理事以上で構成する執行部が役員会と称して君臨し、議案を含めすべてが決まってしまっている。これでは一理事である私なぞは、決められた議案しか関与出来ないということになる。これでは何のために理事になったのか分からない。硬直化した現在の在り方をもう少し、建設的で民主的な方向を目指すよう改革しないといけないと考えている。急には無理かもしれないが、それでも漸進的に改革していくために同志と手を取り合って行きたい。
さて、昨日ラグビー日本代表チームが、フランス代表チームと引き分けた。フランスと言えば、南ア、ニュージーランド、イギリスらに次ぐ世界でも強豪チームのひとつである。過去のワールドカップでも3度準優勝を飾っている。そのフランスと、しかも敵地でドローとは考えられない。良くやったと思う。一昨年のワールドカップで南アを破った試合に続く、天晴れな試合である。スコアも好い。23-23でトライ数ではフランスの2トライに対して日本は3トライで上回っていた。このまま調子を上げていけば、2年後のワールドカップでもかなり期待出来るのではないか。かつては、考えられなかった発展ぶりであるが、やはり体力的に勝る外国人選手の加入が力になっていることは間違いない。しかし、これも力をつけるための一里塚である。しばらくは今のままの陣容と采配で力をつけていくのを期待したい。