昨晩は雨が降っていたが、今朝起きてみると青空だった。やはり祭日「文化の日」は例年通り快晴で迎えられる。今日、文化の日は私自身にとっても79歳の誕生日である。まだ平均寿命年齢に達してはいない。あとどれだけ余生を楽しめることが出来るのか分からないが、健康管理には充分注意して毎日可能な限りこのブログを書き続けられるよう心がけたいと思っている。時折外部に拙稿を寄稿することも楽しみにしている。現在のところ取り立てて健康上の大きな問題はないので、医師のアドバイスに従って生活のペースを守って行きたいと思っている。
今日のディナーは妻とともに横浜・大倉山に住む二男家族に呼ばれてごちそうになり、お祝にハンチング・ハットを贈ってもらった。小1の男児と幼稚園の女児がおしゃべりになり益々可愛くなって嬉しく思っている。
さて、今朝の朝日新聞「社説‐余滴」に国際社説担当記者が先日開催された中国共産党大会について感想を発表している。「社会主義を掲げる意味」として、習近平総書記が長い演説の中でしきりに「社会主義」を強調した意味について考えを述べている。習総書記は、名門精華大学でマルクス主義理論を専攻し博士号を得たという。その後福建省省長時に学術雑誌に社会主義経済について難しい論文を発表しているが、多忙な中で本人が実際に書いたものか疑問を呈している。汚職追放も効果は上がっているようだが、党・政府幹部とその親族が地位を利用して資産を増やしたことを採り上げ、汚職幹部の摘発も資産膨張の事実解明なくしては本質的な解決にはならないと手厳しい。それが出来ないなら、社会主義という言葉が虚ろなものとなると指摘している。私もその通りだと思う。中国は社会主義国家ではない。