天気予報通り昨夜から雨が降り止まず、段々雨量が増えて来た。風はあまり強くないが、雨は激しく降り続いている。そんな中を車で総選挙の投票に出かけた。午前中の投票率では2014年前回選挙時を上回っていると伝えていたが、午後2時には21.83%で、最低投票率だった前回を0.83%下回った状態である。時間の経過とともに投票率が落ちて来そうである。
珍しいことに、時間が経つにつれ雨が激しくなったこともあり、地方の離島などでは投票箱の輸送などの面で今日の開票に間に合わず、即日開票というわけに行かなくなり明日以降に当選者が決まるということもあり得るようだ。自民・公明党の与党が勝てば、13日間続いた日経平均株価が更に明日以降も続くことになるだろう。圧勝、或いは辛勝次第では、株価も大きくぶれるだろう。明日明らかになるであろう最終的開票結果を待ちたいと思う。
アメリカでは、ブラック・マンデーと呼ばれ歴史的な株価暴落に襲われた1987年から30年が経ち、ニューヨークではダウ工業平均株価が連日値上がりし、今年初の株価からすでに17%も上昇している。懸念されるのは、30年前に比べて類似点がなくもないところから、いつか株価が揺れ戻して下がる可能性があることである。
さて、16日付の本ブログにオーストリアの新首相に31歳の若いセバスチャン・クルツ現外相が就任すると書いたが、一昨日ニュージーランドでも政権交代が決まり、ここでも若い女性首相が就任する。新しい首相にはアーダーン労働党党首が就任する見通しである。このアーダーン女性党首も、若く37歳だそうだ。今やカナダのジャスティ・トリュドー首相45歳、フランスのエマニュエル・マクロン大統領39歳、オーストリアのクルズ次期首相31歳、そしてニュージーランドのジャシンダ・アーダーン次期首相37歳と並ぶと、若い指導者が国家、及び世界にも随分進出してきたものだと思う。かつては若いと言われた安倍首相ですら、ドイツのメルケル首相と同じ63歳である。世界的に高齢化社会となりつつある中で、実務的な分野では、若い人たちがリーダーシップを取りつつあるのが世界の流れとなって来たようだ。若者に対してとかく批判的な声もあるが、やはり若さこそ力だと思う。今回の総選挙でも初めて選挙権が20歳から18歳に引き下げられた。若者には頑張って欲しいと思う。